2007年3月28日(水) <第1817号>
− さまざまな人たちとの対話 −
今週はコミュニケーションの約束事とコミュニケーションの現状を見ていきます。
対話の目的は、対話とコミュニケーションを理解し、その可能性を広げることにあります。
【03】コミュニケーションにおける距離感
コミュニケーションには距離感が必要です。
子どもを自分の分身のように思い込んでいる母親は、子どもとコミュニケーションを交わすことができません。
部下を自分の手足のように思い込んでいる上司は、部下とコミュニケーションを持つことができません。
自分自身とのコミュニケーションの場合は、感情についても自分の感情とコミュニケーションを交わすためには、ある程度の距離を持ち、自分の感情からのメッセージを受けとる必要があります。
適度な距離をとって相手と向き合い、キャッチボールをはじめる意図を持って、相手の注意を促し、同意をとって、完了へ向けて、キャッチボールをはじめます。
この約束事のどれが欠けても、キャッチボールは成り立ちません。
(コーチ 小江戸)
<バックナンバー>
【01】コミュニケーションを広げる
【02】コミュニケーションの約束事
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