2006年9月20日(水) <第1628号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − コールセンターの仕事に向いていないひとがいました。 ある経営者の話です。 「良い大学を出た頭のいい人たちが、たくさん応募してきますが、そういう人たちがコールセンターの仕事に向いているとは言い切れません。 (中略) そういう人のなかには、応対時の言葉選びや声の出し方がクールで、人情を顧客に伝えられない人がいます。あとになって顧客から応対の苦情を受けたりして、社内の評価と顧客の評価の違いに驚くことがあります。 良い学校を出ているからとか、頭がいいからと言っても、声の応答で暖かい思いやりを見せることができ、親身になって【相手の話を聞く】心理的な配慮ができるとは限りません。 ボイス・トウ・ボイス面接に必要な対話スキルには、【相手の心情を聞く】能力がいります。 (中略) オペレーターを採用するとき、とくに家庭内でどんな会話であったかを聞いてみます。家族や近所の人たちに対してきちんとした言葉や敬語を使って対話をしているか、この仕事を遂行する能力のペースになります。」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【重要漢字】 - ……………………………………………………………………………………… <文化> 16.文化のシュウゾクの違いによって挨拶の仕方も異なる。 17.ムショウの愛を僕に注いでくれたのはあの人だけだった。 18.孔子は中国の人々の篤いシンコウの対象でもある。 19.除夜の鐘は百八の煩悩を取り除いて心をジョウカする。 20.ソウチョウな音楽が鳴り響くなかでミサがはじまった。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。 【12】不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 【13】どんな天才的な画家でも最初はモホウから始める。 【14】パリのノートルダム寺院はゴシック建築のテンケイだ。 【15】ピアノ独奏曲をカンキョウの赴くまま一気に書き上げた。 【16】彼は西欧美術、ことに絵画史についてゾウケイが深い。 【17】芥川は『今昔物語集』をソザイにして多くの短編を書いた。 【18】耽美派の谷崎潤一郎は美とカンノウの世界を描いた。 【19】王は自らギセイとなることで国家滅亡の危機を救った。 【20】「神」は人間的現実をチョウエツした絶対的存在だ。 【21】象徴派の詩人は言葉のユウギにふけるものだ。
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