2006年3月6日(月) <第1430号> 2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」 − あなたも12週間でリーダーになれる! − 『話し手である相手にフィードバックをする』 ○フィードバックを受けとるときの障害 私たちはフィードバックを受けとったと同時に、 「今はよいことを言われたのか悪いことを言われたのか」という識別を瞬時に働かせます。 相手がよいことを言ってくれるのなら聞きたいけれど、悪いことを言うのなら聞きたくない、 これが私たちの本音です。 フィードバックを受けとって、「悪いことを言われた」という判断が働けば居心地の悪さが残ります。 「このような状態は間違っている、あってはならない」という判断は、この事態をなんとか修復しようという行動を自分にとらせます。 受けとりにくいフィードバックをもらった後、私たちはどんな行動をとろうとするのでしょうか。 ここでは自分のやっていることを振り返り、棚卸しをしてみましょう。 Q.あなたは説明や、言い訳、理由を相手に伝えていませんか? (あるいは、心の中でそれらを繰り返していませんか?) Q.あなたは相手に仕返しの機能を持ったフィードバックを伝えていませんか? Q.あなたは「ひどいことを言われた」とほかの人に話していませんか? Q.あなたは「聞かなかったことにする。なかったことにする」と言っていませんか? Q.あなたは「次からは絶対そういうことは言われないぞ」とガードを固めていませんか? フィードバックを受けるには、ただその言葉をその言葉のまま受けとる、という姿勢が必要です。 「よいこと言われた/悪いこと言われた」と2つに分けている限り、その言葉を本当に生かすことは難しいです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【46】コミュニケーションをとろう - ……………………………………………………………………………………… − 一日一言『ありがとう』と言いましょう − 情報を共有しましょう。 オープンに他人の発言に耳を傾けました。 「ギブ・アンド・テイク」をこころがけました。 上手に傾聴し、相互理解を目指し、情報の100%の共有を図りました。 望ましいニュースにも望ましくないニュースにもオープンに対応しました。 いつも協調の機会を見つけていました。 <バックナンバー> 【00】「今日一日は人を幸せにしよう」 【01】「心の機敏を知ろう」 【02】「言い争いを避けよう」 【03】「自分の弱さに気づこう」 【04】「何であっても『ありがとう』と言おう」 【05】「知らない話だから耳を傾けよう」 【06】「心を動かそう」 【07】「『ありがとう』の言葉で人を元気にしょう」 【08】「『ありがとう』を心のバロメーターにしよう」 【09】「人に声をかけよう」 【10】「自分と人とを比べないようにしよう」 【11】「一瞬の笑顔で元気にしょう」 【12】「死ぬほど苦しい思いをしよう」 【13】「自分を好きになろう」 【14】「勝ちを相手に譲ろう」 【15】「やわらかく生きよう」 【16】「今に生きよう」 【17】「憎しみにとらわれないようにしよう」 【18】「自分に負けてみよう」 【19】「豆腐のごとく生きよう」 【20】「自分を守る手段を身につけよう」 【21】「受け入れがたいことを受け入れよう」 【22】「目からウロコを落とそう」 【23】「教え教わろう」 【24】「紙一重になろう」 【25】「『してもらう』意識を持とう」 【26】「どんどん人に会おう」 【27】「『いただきます』と『ごちそうさま』を言おう」 【28】「周りの人を明るくしよう」 【29】「自分の身を守ろう」 【30】「それなりに幸せになろう」 【31】「どんな人にも『ありがとう』を言おう」 【32】「人の話を聴こう」 【33】「ほんとうの自分に立ち戻ろう」 【34】「相づちを打とう」 【35】「共感しよう」 【36】「聞き上手になろう」 【37】「パフォーマンスを出してみよう」 【38】「自分の可能性を信じよう」 【39】「説得しよう」 【40】「言葉を選ぼう」 【41】「チャレンジしよう」 【42】「ライフスタイルを変えてみよう」 【43】「共感性をもとう」 【44】「子どもたちを見守ろう」 【45】「リーダーシップをとろう」
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