2006年1月21日(土) <第1386号>
「Always Listening」(2006年)
− いつも相手の話を聞きましょう −
いつでも出会いは真剣勝負です!
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- 【15】"いい感じ"の上司(その2) -
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Q.あなた(上司)は部下に何を期待していますか?
そこであなたは部下にこう聞いてください。
「上司からどのように働きかけられると、いちばんやる気が出る?」
そうすると部下はこう言います。「はい、任せられたときです!」
<部下に好かれる上司>
(1)部下の能力を認めていました。
部下がいい仕事をしたときは誉めていました(承認していました)。
(2)部下のミスを責めませんでした。
責める事は自分の指導能力の無さを暴露することになりました。
(3)部下のミスを許していました。
ミスは新しいステップへの過程に繋がりました。
(4)部下のことを知っていました。
性格や大切にしている部下について知ろうとしていました。
(5)部下が近寄りやすいひとでした。
仕事以外でも気軽に話せる関係を作ろうとしていました。
(6)自分のミスを認めていました。
「おれ、やっちゃったよ」と言っていました。
(7)部下のために時間を割いていました。
時間が許す限り、部下の提案を聞きたがっていました。
(8)部下に分かりやすい要求をしていました。
抽象的な言い回しではなく、具体的な数字や期限を伝えていました。
こちらが「待つ」という姿勢を見せれば、
部下から本当に創造的な答えやアイディアが引き出されて行きました。
「これほど言っても部下には伝わらないのか」
と悩む前に、あなたは部下をどれほど気遣っていますか?
部下はそこ(気遣い)しか見ていませんよ。
(9)待っていました。
部下が「これはどうしたらいいんでしょう」と聞いてきたとき、
「A君はどう思う」と聞き返しました。
(10)部下が「うーん」と唸っていても、こちらは沈黙でした。
(心のなかで唱えました。A君は「きっと答える」と。)
<"あなたが幸せになるために"99の質問を一緒に考えてみましょう。>
【17】あなたは自分はいい気になって、
相手の立場に立つという大原則を忘れて人と接していませんか?
<バックナンバー>
【01】「お客様サービスセンター」
【02】「コールセンター」
【03】「採用面接者」
【04】「美容経営者」
【05】「コミュニケーションリーダー」
【06】「女性管理者」
【07】「プロ野球監督」
【08】「西郷隆盛」
【09】「セールスパーソン」
【10】「オペレーター(コールセンター)」
【11】「能動的な聞き方をする母親たち」
【12】「精神科医」
【13】「カウンターセールス(銀行)」
【14】「"いい感じ"の上司」
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