2005年11月10日(木) <第1314号> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【188】大企業OBを委託契約で活用しませんか - ……………………………………………………………………………………… いま商工会議所が中心になって、「企業等OB人材マッチング事業」を平成17年2月より行っています。 「企業等OB人材マッチング事業」とは、中小企業・ベンチャー企業が求めている経営や技術・マーケティング戦略等についてサポート・アドバイスができる大手・中堅企業等を退職したOB人材の発掘・データベース化を行い、その結果により、中小企業とのマッチングを図ることで中小企業の経営力や経営改善を支援するものです。 OB人材とは、大企業・中堅企業を退職し、中小企業のためにお役に立ちたいという意欲をもっている方です。キャリア豊富なOBは、経営企画・戦略立案、技術・製品開発、経理・財務管理、生産管理、海外展開・国際化、人事・労務管理、情報化・IT活用、物流管理、法務・特許、販売・マーケティング等の専門知識を活かせる場所を求めています。 OB人材には、a)中小企業の特質をよく理解し、ボランティア精神と協調性を有し、専門分野以外の周辺業務にも柔軟に対応できる方、b)大企業・中堅企業等において、1つの専門分野で10年以上の経験があり、実務能力が十分に発揮できる方、c)登録時点の年齢が概ね45歳以上で、心身ともに健康な方、d)個人事業主、法人の常勤役員でない方が登録されています。 OB人材に支援依頼する方法は、1)直接依頼、2)公開連絡先への連絡、3)各商工会議所等への依頼などがあります。 OB人材との契約等のポイントは次のとおりです。 ・雇用でなく委託契約であること ・受入条件等についてはOBの方々との直接交渉を基本としていますが、 各商工会議所でも相談に応じること ・本事業は国からの委託事業のため、相談等にかかる手数料等がかかることはなく、 商工会議所等からOBへの謝礼もないこと <バックナンバー> 【164】高齢者の医療制度改革 【165】男性の育児参加促進に助成金創設 【166】心の健康づくり 【167】ライバル会社への転職を阻止できるのか 【168】子育て支援による人材確保 【169】年俸制導入と割増賃金 【170】ゆとり教育と労働時間の削減 【171】65歳以上の扶養家族の健康保険料徴収へ 【172】現役世代の負担、最高に 【173】食育基本法が施行 【174】夫婦の2007年問題 【175】減給の制裁と降格処分 【176】年金改正とポーツマス条約 【177】介護保険の給付見直しへ 【178】ボーン・イン・ザ・U.S.A 【179】求職者の個人情報の取扱い 【180】改正不正競争防止法が施行 【181】賃金を支払えない場合にどうなるか 【182】接待ゴルフも仕事のうちか 【183】社員旅行に行かなければ積立金は 【184】パート社員に助成金制度導入へ 【185】育児休業・介護休業法改正のポイント 【186】コース別雇用管理の留意点 【187】民間の3割に派遣労働者
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