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2005年8月23日(火) <第1235号>
「手紙を書こうよ」(第12回)
− 文書によるコミュニケーションは人格を高める −
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- 【12】代金先払いで注文を受ける -
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「〜できない」から「〜すればできる」という発想転換をします。
まずは注文受取りの知らせと礼をします。
(いつ何を受け取ったか具体的に記入します)
次に同封のインボイスに触れて支払方法を説明します。
そして実際の発送予定を知らせます。
最後に再び礼で結びます。
<本文>
用件:教育ソフト
3月4日の貴信での御注文No.AA0001をありがとうございました。
同封いたしましたのは先払い請求書としての398,000円のインボイスF01-001です。
銀行小切手にてお支払いいただくと、製品の発送が早くなります。
御送金を受領次第、御注文のソフトを発送いたします。
但し、12x型および34xc型用のソフトはまだできていませんので、
4月の航空便発送となることを御承知おきください。
御用命下さいましてありがとうございます。
<私見・所見>
不都合な問題点があっても前向きな調子にしています。
「〜できない」という否定的な発想を「〜すればできる」という発想に転換し、
手紙に積極的で協力的な印象を持たせています。
「代金先払いでないと送れない」のではなく「代金受け取り次第送る」としています。
<バックナンバー>
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
【08】「乗り気なので話を進めたい」
【09】「製品について詳しい情報を求める」
【10】「見積り依頼に対し一部のみ見積ることを伝える」
【11】「期日を示して急ぎの注文をする」
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