2005年8月10日(水) <第1222号>
「手紙を書こうよ」(第8回)
− 文書によるコミュニケーションは人格を高める −
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- 【08】乗り気なので話を進めたい -
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具体的なことは話し合いに残します。
まずは手紙を受け取ったことを知らせます。
次に乗り気であることを伝え、話し合いをしたいという今後の具体的な進行について触れます。
最後は「返事を求めて」締めくくります。
<本文>
3月1日付けのお手紙で、互いに関心のある分野について話し合いを持ちたいとの御意向をお知らせいただき、ありがとうございました。
弊社は、業務改善につながるお話には、常に意欲を持っております。研磨技術における貴社の専門知識には、わけても関心があります。
そのための会合について、いつ頃の時期をお望みかお知らせください。また、貴社の一連の製品に関する情報をもう少しお送りいただければ幸いです。そのような情報があれば、話し合いが一層効果的になるでしょう。
お返事をお待ちしています。
<私見・所見>
会ってやるという態度ではなく、対等の立場で書いている「構えのない」自然な手紙です。
とくに関心のある分野について知らせてはいますが、それ以上のことは話し合った上での
ことになります。
話し合いの前に資料を求め、効果的に進めようという態度が表れています。
<バックナンバー>
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
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