2005年6月19日(日) <第1170号> 「いまも日本人は」(第13回) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【13】いまも繊細な美意識と器用な技がある■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○機械式時計 「桜葉マーク」(時計の匠) 極薄ムーブメント(厚さ1.98ミリ)の組み立ては「板のひずみを修正する指先の力加減、 10-3ミクロンの遊びをもたせながら、7個の歯車すべてを合わせ込んでいく技術。 これらはほとんど勘の世界です。 機械式時計は、金属素材、加工には先端技術を必要とし、意匠や組み立て調整には 日本人の繊細な美意識と器用な技が必要といわれています。 高付加価値を生む機械式腕時計は日本のモノづくりのありようを示しています。 (エッセイスト 大前乃英雄) <バックナンバー> 【01】「いまもやさしさがある」 【02】「いまも良心を持っている」 【03】「いまも家族全員が集まる」 【04】「いまも家族の絆がある」 【05】「いまも報われている」 【06】「いまも夢を持っている」 【07】「いまも日本株式会社がある」 【08】「いまも頑張っている」 【09】「いまも知恵がある」 【10】「いまもアウンが活きている」 【11】「いまもチームワークが似合っている」 【12】「いまも和(信頼)の精神が宿っている」
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