2005年1月31日(月) <第1031号> <バックナンバー> ○ 橋川 栄二さん 【01】"わが国の実態経済は相当深刻で・・・" 【02】"量産品は中国やタイを中心とした海外組に任せ・・・" 【03】"IT革命がもたらす過度の情報に躍らされて・・・" 【04】"限られた経営資源の中では・・・" 【05】"国策として、産学連携や大学発ベンチャーの創出とか・・・" 【06】"わが国ものづくりのキーワードのひとつは・・・" 【07】"弊社のコア技術は放電加工という特殊技術であり・・・" 【08】"近く、地元の小学校5年生の有志が・・・" 【09】"企業の安定成長を図ろうと思えば・・・" 【10】"つい先日、小学5年生の男女5名ずつ・・・" 「私の職務経歴書」(No.11) − 日々精進を重ね続ける事がわが国中小零細企業の生命線 − 昭和から平成になって早や17年、西暦では21世紀に入って5年が経過しました。 大きな時代の転換期にあって、これまでの自分の経験が活かせないというジレンマや将来への不安から、多くの人々が変化を恐れ、萎縮したままの膠着状態が未だ延々と続いているように思えてなりません。 ただ単に忍耐力を養うばかりでなく、自らを見つめなおす絶好の機会ととらえ、自分の努力で打開していくしか方策はないと思います。 暗いニュースや厳しい予測に惑わされるといった予期不安は一掃し、確かな手法で現状分析した上で、正しい判断、正しい選択をしていきたいものです。 私が今関わっている微細加工分野をはじめ関連する多くの分野においても、将来有望な技術開発成果が次々と発表され、明るい未来社会の実現に寄与することが期待されています。 昭和の時代に築き上げた資産にいつまでも乗っかっておらずに、勇気を出して次代の創造に挑もうではありませんか。 決して依存関係にはならずに、相互の厚い信頼関係を築き上げるのは我々日本人が担うべき最大の使命と思えてなりません。 引き続き宜しくご支援・ご指導賜りますようお願い申し上げます。 (橋川製作所・代表取締役)
← Prev News Index Next→
Copyright 2001-2002 OptWorks Inc. All rights reserved. Contact Us