2005年1月17日（月） <第1017号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■労働・経営■
＜バックナンバー＞
○　井上 充さん
【61】タクシー運転手と請負
【62】タクシー運転手という仕事
【63】雇用情勢
【64】高齢者雇用の取組み
【65】NEET(ニート)
【66】技能系社員登用制度
【67】個人業務委託
【68】労働形態の多様化
【69】雇用対策の転換
【70】採用の良否
【71】派遣労働者の現状
※2005年1月14日(金)から2005年1月17日(月)まで掲載を予定しています。

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　　 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　-　【72】新卒者内定状況　-
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今春大学等を卒業する就職希望者の2004年10月1日現在の就職内定状況がとりまとめられました。

これによると、大学卒業予定者の就職内定率は61.3％で、男女別では、男子62.9％（前年同期比1.8ポイント増）、女子は59.2％（前年同期比0.1ポイント増）でどちらも前年を上回る内定率となっています。

また、短期大学の就職内定率（女子学生のみ）は30.9％（前年同期比1.9ポイント増）で、高等専門学校（男子学生のみ）は98.5％（前年同期比3.5ポイント増）で、こちらも回復傾向がみられます。一方、専修学校（専門課程）の就職内定率は32.5％で、前年同期を2.2ポイント下回っています。

高校・中学新卒者の求人・求職・就職内定状況（9月末日現在）については、高校新卒者就職内定者数は7万7,000人（前年同期比10.6％増）で、就職内定率は38.9％と、前年同期を4.4ポイント上回っています。男女別では、男子は44.0％（前年同期比5.4ポイント増）、女子は33.1％（前年同期比3.2ポイント増）となっています。

求人数は19万1,000人で、前年同期比に比べ25.9％増加、求人者数は19万7,000人（前年同期比2.0％減）となっています。

なお、中学新卒者の求人数は1,300人で、前年同期比に比べ0.7％減、求職者数は4,500人で、前年同期に比べ14.4％の減少となっています。

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