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DRIVEN NEWS BACKNUMBER

2004年7月28日(水) <第966号>

                ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
                          【最適設計】
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<人は説得する>
【10】相手に思いつかせる(原則7)
「賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、
人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。
かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、
人の前に立てども、人の心は傷つくことがない。」

人から押しつけられた意見よりも、自分で思いついた意見のほうを、私たちははるかに大切にしています。人に自分の意見を押しつけようとするのは、そもそも間違いなのです。

人に押しつけられているのだからとか、命令されているのだという感じは、だれにしろ嫌やなものです。それよりも、自主的に行動しているのだという感じのほうが、はるかに好ましいのです。

そして、自分の希望や欲望や意見を人に聞いてもらうのはうれしいものです。

相手に相談を持ちかけ、できるだけその意見を取り入れて、それが自分の発案だと相手に思わせて協力してもらいます。
 

<バックナンバー>
【01】誤った思い込み(その1)
【02】誤った思い込み(その2)
【03】誤った思い込み(その3)
【04】誤った思い込み(その4)
【05】強みの研究(コーチの場合)
【06】強みの研究(看護婦の場合)
【07】強みの研究(立派な教師の場合)
【08】強みの研究(ランナーの場合)
【09】強みの成果
【10】対人関係スキル
【11】こころの知能指数(EQ)
【12】職務による感情のコンピテンシー
【13】強みとは何か
【14】強みと優位性(を区別する)
【15】自らの道を突き進む
【16】自分の強みに気づく
【17】強みに「どっぷりと」つかる
【18】強みの理論
【19】弱点を見つける
【20】弱点を見つける(その2)
【21】人とのつながりが強みを育てる
【22】人間関係と企業業績
【23】人間関係をうまく維持するための9原則(原則1)
【24】人間関係をうまく維持するための9原則(原則2)
【25】人間関係をうまく維持するための9原則(原則3)
【26】人間関係をうまく維持するための9原則(原則4)
【27】人間関係をうまく維持するための9原則(原則5)
【28】人間関係をうまく維持するための9原則(原則6)
【29】人間関係をうまく維持するための9原則(原則7)
【30】人間関係をうまく維持するための9原則(原則8)
【31】人間関係をうまく維持するための9原則(原則9)
【32】強みを活かす「触媒」とは何か
【33】ミッションとは何か

                   ■ウサギが得意なのは走ること■
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                <うまくいかない人間関係をどうするのか>

うまくいかない人間関係を終わらせるのか、それとも何とかするのか。

どんな人間関係でも、それがうまくいっていないような兆候を見せた場合、
それに対する大人の対処法は二つにひとつです。

その問題の存在を認めたうえで、その人間関係を何とかうまく維持するのか
それとも、終わりにするのか、どちらかです。

○ 関係を終わらせる
 ● 従業員を解雇する
 ● 仕事を辞める
 ● 離婚する
 ● 契約を破棄する
といった人間関係を終わらせることが最善の一手という場合がよくあります。

○ 何とかやりくりする
 ● 社内の別のオフィスに異動させる
 ● その人とのコミュニケーションの方法を変えてみる
 ● 仕事の役割分担を変えてみる
といった落ちついた状況になれば、こうした人間関係は再構築され、
お互いに傷つけ合わなる場合がよくあります。

良好な人間関係は、どんなレベルにおいても自分の強みを成長させてくれます。

ときとして、人間関係が破綻する理由の一つは、
当初からそれぞれが互いに間違った期待を抱くことです。
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                    - 【34】適切な期待をかける - 
     ……………………………………………………………………………………… 
○ 期待が適切なとき、人は最高の『強み』を発揮する
「自由に腕をふるえなければ、期待しても成果は上がらない」

私たちは毎日、数えきれないほどさまざまな形で成果を期待されています。
「彼はよく売れるはずだ」という思い込みによる間違った期待は、
日々人々を破壊する可能性があり、また現実に破壊していることもよく見受けられます。

多くの人たち、特に一生懸命努力すればどんなことでも達成できると信じ込んでいる人たちは、
最後には失敗します(/しています)。

相手のことを真剣に思いやる人がその相手に対して過大な期待を持つ場合、
もしその期待が相手の強さに合わないとき、相手はつぶれてしまう可能性があります。

期待が適切なとき、人はどのようにして最高の能力を発揮するのか。
そして、期待が間違っているときには、人はどのようにしてつぶされてしまうのでしょうか。

○ 相手が自分に何を期待するのかが分かっている
私たちは、内的要求と外的要求に応えようとします。

内的要求とは、何がしたいか、あるいは何をしなければならないかを決める自分自身の考え、
望み、そして姿勢です。

外的要求とは、世の中一般から自分に与えられるものです。

内的要求と外的要求が頭の中に描く活き活きとした写真となって、自分自身をどのように理解するのか、そしてどんな人間になりたいのかが見えてきます。

私たちは、皆、スナップ写真を頭に描いています。

・あなたは他の人に、自分がどんな人間だと理解してもらいたいですか。
 (正直か、よく働くか)
・あなたは仕事で、どの程度までよい結果を出したいですか。
 (よい結果を出すことか、最高の成果を上げるべきか)
・あなたは生活で、どれだけのお金を稼ぎ出す必要がありますか。
 (分相応に暮らすのか、目がくらむほどの財産を作らなければならないのか)
・あなたは住まいで、どんな家を望みますか。
 (アパートで満足するのか、広い家か、大邸宅なのか)
・あなたは事業で、どんな肩書きが欲しいですか/どんな人物になりたいですか。
 (創業経営者か、マネジャーか)
・あなたは将来で、どんな家族を持ちたいですか。
 (配偶者と子ども3人か、一人で自由に生きるのか)
・あなたは知り合いで、だれを仲間にしたいですか。
 (会社の経営者と親しくしたいのか、恵まれない人たちのために働きたいのか)
・あなたは社会で、どんなことをして自分自身が意味のある貢献をしていると感じたいですか。
 (国のために尽くしたいのか、会社を経営したいのか、家族を養いたいのか)

「問い合せをする・質問がある」方はこちらから● 

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