2004年6月9日(水) <第917号> ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【最適設計】 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ <復活!乱視点> 【21】再就職の不思議 60歳になってから再就職する際、同じような働き方でも勤め先の年金制度によって 受け取る額が増えたり減ったりするといいます。 ○「在職老齢年金制度」 「『働き続けていると年金額が減る』ときいていたが、実際にはまったく減らなかった」 60歳代で会社に勤めていると、収入に応じて受給額が減る仕組みです。 年代によっては計算式が違い、60歳代前半だとまず一律2割減額。 給与と削減後の年金額の合計が一定額を超えるとさらに減ります。 60歳代後半では一律2割カットがないので条件が緩やかになります。 どうして全額受け取れるのか。 それは再就職したところが共済年金に加入していたからです。 在職制度は厚生年金に加入している職場で働き続ける場合のもので、 共済年金の職場に転じれば適用されないのです。 <バックナンバー> 【01】誤った思い込み(その1) 【02】誤った思い込み(その2) 【03】誤った思い込み(その3) 【04】誤った思い込み(その4) 【05】強みの研究(コーチの場合) 【06】強みの研究(看護婦の場合) 【07】強みの研究(立派な教師の場合) 【08】強みの研究(ランナーの場合) 【09】強みの成果 【10】対人関係スキル 【11】こころの知能指数(EQ) 【12】職務による感情のコンピテンシー 【13】強みとは何か 【14】強みと優位性(を区別する) 【15】自らの道を突き進む 【16】自分の強みに気づく 【17】強みに「どっぷりと」つかる 【18】強みの理論 【19】弱点を見つける 【20】弱点を見つける(その2) 【21】人とのつながりが強みを育てる 【22】人間関係と企業業績 【23】人間関係をうまく維持するための9原則(原則1) 【24】人間関係をうまく維持するための9原則(原則2) 【25】人間関係をうまく維持するための9原則(原則3) 【26】人間関係をうまく維持するための9原則(原則4) ■ウサギが得意なのは走ること■ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ − 弱点に対処するための5つの戦略 − 「脱却する」 「委託契約をする」 「補完的パートナーを作る」 「補助システムを活用する」 「代わりの方法を見つけ出す」 弱点を特定します(見つける、発見する)。それから弱点に対処します。 ○ 補助システムを活用する(戦略4) 問題点は「弱点を直せ、克服できるはずだ。助けなど必要ない」ことです。 その解決方法は「自分の弱点に対処するためには、必要なあらゆる補助システムを 取り入れる」のです。 ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【27】人間関係をうまく維持するための9原則 -(原則5) ……………………………………………………………………………………… ○ リスクのないところに信頼はない(原則5) ● 「状況のリスク」 例えば、戦争の場合 災害や非常事態が襲ってくるときに発生します。 そのとき人は一致団結して協力しあい、そこで一生涯続く友情を育まれます。 ● 「共有のリスク」 例えば、結婚生活の場合 関わっている人たちの誠実さにすべてがかかっています。 信頼を共有することによって期待も生まれてきます。 リスクの共有には、パートナーと一緒に家を買う、協力して会社を立ち上げる、 或いは他の相手と契約を結ぶといった行動が挙げられます。 そう、リスクの共有は人間関係を一層強固にします。そして、 リスクのないところには決して信頼は生まれません。 ●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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