2004年4月14日(水) <第861号>
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【最適設計】
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<バックナンバー>
【01】誤った思い込み(その1)
【02】誤った思い込み(その2)
【03】誤った思い込み(その3)
【04】誤った思い込み(その4)
【05】強みの研究(コーチの場合)
【06】強みの研究(看護婦の場合)
【07】強みの研究(立派な教師の場合)
【08】強みの研究(ランナーの場合)
【09】強みの成果
【10】対人関係スキル
【11】こころの知能指数(EQ)
【12】職務による感情のコンピテンシー
【13】強みとは何か
【14】強みと優位性(を区別する)
【15】自らの道を突き進む
【16】自分の強みに気づく
【17】強みに「どっぷりと」つかる
【18】強みの理論
■ウサギが得意なのは走ること■
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<ほめよう、はげまそう>
いい仕事をしたことに対する報奨は他の何よりもモチベーションを高めます。
もちろんお金は大事ですが、従業員を動機づけ、より大きな成果を生み出すのは、
いい仕事をしたことに対する真の感謝の意を示す、心からの報奨です。
何年も家族や友人や同僚に自慢することができるような報奨なら、
モチベーションは一掃高まります。
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- 【19】弱点を見つける(その1) -
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弱点を見つける8つのステップ
○ 自分のパフォーマンスを守ろうとしていませんか
自己弁護的な発言と行動が繰り返されています。
<具体例>
・教え方がお粗末な教師はその責任をひたすら生徒に押しつけています。
・親は自分の子どもの非行を学校の責任だと非難します。
・利益を上げられないCEOはその見る影もない経営成績を経済環境のせいにします。
● 利益を上げているCEOは経済の後退局面といった困難な状況に対して
2倍働くことによって立ち向かっています。
○ 意固地な態度をとっていませんか
自分の才能を伸ばすために当然活かすはずの強みが苦手なことの強化に回っています。
● 負けず嫌いと競争心やねばり強さが戦うと・・・
○ 飲み込みが遅くはないですか
役員会議や企業の研修クラスでは必ずこの手がいます。
○ 何度繰り返しても進歩がない、と感じていませんか
<具体例>
「地道な努力家」
唯一の才能は技能ではなく、そのねばり強さと、肝心なときに必ず顔を出すという姿勢が表れており、強みを発揮すれば間違いなく成長しますが、もし弱点を実践しようとすると、いくら努力をしてもなかなか成果に結びつかないひとです。
(そう、以下は進歩が見られない成長が存在しているひとたちです)
・20年間も教えていながら、教授になった最初の年とまったく同じノートや逸話を講義で使っている教授たち。
・売ることを忘れて「訪問」ばかりしているため、総合評価で万年最下位のセールス担当者
・毎年毎年、危ない融資があまりにも多い銀行員
・何年続けても売り上げが一向に伸びないセールスマネジャー
○ プロセスのステップを考えていますか
<具体例>
最高のマネジャーは、部下と人間関係を築く手順や育て方のステップをあれこれ思い煩うようなことがありません。思い煩う前に行動しています。
○ 仕事場で自信を無くしていませんか
<具体例>
非常に高いモチベーションがあるにもかかわらず、決して大きな壁を突き破れない
セールス担当者
・興味ややる気のなさが目立っている
・病気欠勤日が増加している
・芳しくない成績の言い訳を山のように重ねている
○ 活動について将来展望がありますか
自分にできないことを思い悩むとき(弱点を実践している場合)は、そこで思考が止まってしまい、前に進みません。
● 自分にできることを考えているときには、将来のビジョンがあります。ビジョンがあると自分の才能によってどの方向に進める可能性があるのかが考えられるようになります。
○ 活動の最中に燃え尽きていませんか
燃え尽き現象は、人が弱点のある分野で働きたいことからくる精神的肉体的な結果です。燃え尽き現象が起きるのは、得意でないことをするときに味わう抵抗感が原因です。
● 強みを発揮しているときに燃え尽き現象が起こることはまずありません。
強みの実践によってやる気が喚起され、自信がわき上がってきます。
●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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