2003年6月28日(土) <第570号>
■eエンジニアリングニュース■
今週後半はQ2(2003年4月〜2003年6月)の纏めをしています。
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♪ 2003年4月〜2003年6月 ♪
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■コーチング(自発的な行動を促すコミュニケーションスキル)
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コーチングの基本は「目標は何か」「その目標の達成のために必要なことは何か」など生産的な回答を促す質問を投げかけることです。
コーチは「教育、指導」することではなく、相手の中にある課題や答えを、引き出して、実行の手助けをすることがその役割です。従って、コーチは、その人を「成長させる」ことは出来ないのです。つまり、主体者であるあなた本人が「成長したい」という想いを実現させる為の「手助け」をするだけなのです。
ですから、コーチする側は、何かを教えてあげよう、与えてあげようという発想はなく、「答えは相手の中にある」という信念に基づいて、相手を信じて、話に耳を傾け、質問をして考えさせ、認めてあげることで相手を勇気づけ、その人の行動をサポートします。
< 2003年4月 >
○タイプ分け(C1)
□最高経営責任者/重役(「V字回復」)
最も重要なシフトは「マネージャーからリーダーへ」です。
□起業家タイプ
原動力にならないものは「顧客の役に立ちたいという願い」です。
□クライアントタイプ
最も必要とするものは何
・起業家タイプは「統合性」
・専門家タイプは「名声」
・元気回復志向型は「承認」
・最高経営責任者/重役は「力」
・創造的タイプは「焦点」
・販売のプロは「大きなゲーム」
・キャリアタイプは「計画」
○聞くこと(C2)(C3)
聞く(心で聞く)
・コーチにおける価値とは「クライアントが自然に興味を持つもの」です。
・時間が足りないと言うのは「悩んでいる」ときです。
・真実に最も近いのは「フィーリング」です。
・「他の人のことを気にかける」から遠慮するのです。
・クライアントの短所より長所に焦点を当て、
それを伸ばすとは「もっとも効果的なコーチのタイプ」です。
・意見を言うときに最も役に立たない方法は
「起きている事に対して感情的な反応を伝えること」です。
・コーチが気づくべきこと
「強さ」--->>>「魅力」
「エッセンス」--->>>「パイオニア」
「完全さ」--->>>「真実」
・コーチが明らかにすること
「ビジョン」--->>>「目的」「人生のありかた」
・コーチがどのようなに答えるか
「許可を得る」--->>>「聞きたいのですが・・・」
「意見を言う」--->>>「私にはこう見えますけれども・・・」
「リクエストする」--->>>「こうして欲しいのですが・・・」
「質問を促す」--->>>「こんな事を考えたことがありますか・・・」
「見方を変える」--->>>「全体の状況を、もう一度見てみましょう・・・」
○パーソナル・コーチング(C4)(C5)
パーソナルコーチ(パーソナル・パス)
・壁に突き当たったり、いらいらしているクライアントを助ける時に、
最も重要なのはクライアントにパーソナル・ファンデーション・プログラムをさせることです。
・ビジョン(=真の価値+生来の素質+可能性)
○ビジネス・コーチング(C6)
・新しいビジネスオーナーにとって、もっとも重要な事は聴くことです。
・顧客を維持するためにもっとも重要な事はあなたが売る/提供するものに
価値を付け加えることです。
・どの会社でも最優先にすべき事は生産性です。
・最初の1年で失敗するビジネスは50%です。
○コーチングの準備(C7)
・クライアント/コーチの関係の初めの時、クライアント自身とコーチとの関係に対する心配を話し合うことは適切です。
・よいコーチは、クライアントと会っていなくてもクライアントを理解しています。
・よいコーチは、優秀なクライアントを惹きつけます。
○コーチとしてスタートを切る(C8)
・「引き」とは
クライアントがコーチの評判を聞いたり、実際にコーチと一緒にいて経験することです。
・クライアントを受け入れる方針としては
コーチが助けられると思ったクライアントは誰でも受け入れます。
・コーチがクライアントに対して行うリアクションは
すべて、コーチに関するものです。
○力づける(C9)
・クライアントを力づけるときに、してはならないことは褒め言葉やお世辞、
認める言葉を言うことです。
・クライアントに多くの、よりスマートな行動を取らせるようにするにはクライアントに行動を単純化し、集中するようにさせることです。
・クライアントを力づけるときに、
まず第一に必要なことはクライアントの強さと能力に焦点を当てることです。
○アドバイスする(C10)
・あなたが「私」メッセージを使うべきなのはクライアントと絆を持つ時です。
・「あなた」メッセージは原則とコンセプトを伝えることです。
・公式が効果的な理由は早くシンプルに複雑なアイデアを表せるからです。
○関係づけ(C11)
・リーダーとメンバーの関係
○開発(C12)
・人がコーチを雇うのは、彼/彼女が人生経験から引き出された気づき、意識、言葉、経験、功績、結論を持っているからです。
・いつでも発展する用意があることは、(最初が)統合性、ニーズ(が2番目)、欲求(が3番目)が満たされていることが必要です。
○戦略プラン(C13)
・個人的」あるいは経済的な問題を抱えているクライアントに対する戦略には症状を指摘し、問題の原因を見つけます。
・クライアントが個人的な変化の過程にある時、コーチが避けなければならないことはクライアントをプッシュすることです。
○挑戦(C14)
・クライアントをより早く、多く先に進めるコーチは厳しさを持っています。
・リクエストするより提案したほうがいいクライアントは最高経営責任者/重役タイプです。
< 2003年5月 >
○人生設計(C17)
・人生設計は直線的なプロセスなのに対し、コーチはダイナミックなプロセスです。
・人生設計プロセスでコーチが行う主な仕事は、クライアントが今日のための正しい意志決定をする手助けをすることではなく、真実を述べ、クライアントが望んでいる人生を送る助けになるような目標設定の手助けをすることです。
・ニーズは完全に満たすことのできるものです。
○パーソナルパス(C18)
・パーソナル・ファンデーションを強化するとパーソナル・パス(個人の成長)が可能になります。
一方、個人の成長が会社組織(企業)の発展にも貢献できるかは疑問なところです。個人の成長は、いついかなる場合においても本人の努力の結果であり、自ら努力しない人にはコーチングの効果がなく、組織や企業も成長なき社員には責任を感じない時代に入りました。
・パーソナル・パスは自分の成長を確認するツールとしても利用価値があリます。
○精神的な成長(C19)
・精神性は人を洗練します。
・精神性は少ない努力で結果と成功を増大させます。
・人は自分自身といっしょにいられない時に精神性を拒否します。
・コーチは物事の区別をつけることによってクライアントを啓発することができます。
○経済的自立(C21)
・お金はお金に過ぎません。
○専門家タイプ(C22)
・専門家タイプの原動力は、ニーズの満足です。
・ほとんどの専門家タイプは自力本願です。
○元気回復型クライアント(C23)
・元気回復志向型のクライアントの場合、結果ではなく、行動、実験、変化に焦点を当てます。
・安心すると心を開きます。
・受け入れることのできない他人の行動から自分を守ることを「境界」といいます。
・「それは確実にできます」「私は元気だ」「これは問題ではない」は「ウソ」の前兆です。
○起業家タイプ(C24)
・起業家タイプはビジネスセンスはよいのですが、自分たちがトラブルに巻き込まれながら、そのトラブルがどれくらい根深いかが分からないことがあります。
・コーチの目的の1つは、起業家タイプを実業家に変えることです。
・お金を稼ぐ必要性からお金を稼ぐことを楽しむ状態に変えるには出費を減らします。
○マネジャータイプ(C25)
・いいマネジャーはどんな事柄も人に委任します。
○最高経営責任者/重役タイプ(C26)
・最高経営責任者/重役は会社の"強み"について知らないことが多いです。
・最高経営責任者/重役が最も我慢できないことは小さな問題を解くように求められることです。
○ビジネスの成功(C27)
・会社が管理されていない場合、オーナーは自分の計画に従うだけでなく従業員のニーズに耳を傾けることから始めます。
・オーナーはビジネスの失敗原因に気づいたら、速度を落として何が足らないのかを考えます。
○マーケティング(C28)
・抵抗できないような魅力の中には、需要を作り出すことも含まれます。
・マーケティングプロセスをよく言い表しているのは決定する、マッチする、形作るです。
・マーケティングでもっとも重要なコンセプトは顧客の立場に立って喜んで感動することです。
○ビジネスの方向転換(C29)
・売り上げや勢いが急に低下するのは、なにかがうまくいっていない証拠です。
・厳しさを持って接するという事と、容赦がないこととは異なります。
○収益性(C30)
・ビジネスをパーセンテージで経営するということは、作るべきものに基づいて予算を立てているということです。
・利益の間違った使い方はオーナーのライフスタイルを劇的に向上させるときです。
・ビジネスにパーセンテージでアプローチすると創造性の源になります。
○クライアントの獲得(C31)
・パーセンテージや条件付きの報酬は堅くお断りします。
・コーチ料は月に基づいて設定します。
○セールス・クロージング(C32)
・コーチから得る利益のうち、すぐに得られる利点はパートナーを得たといういい気分、より健全で効率のよい日常の仕事
などです。
○クライアントの管理(C33)
・大きな目標と課題を提案したり支持したりするときは、最初はただ聞いて、小さな課題を与えるだけにします。
・クライアントに一掃プログラムや他のプログラム(10×10ポイント)をすぐ始めて貰います。
○コーチングの業務管理(C34)
・クライアントがコーチを雇い、そして一緒にいるのはお互いに築き上げた人間関係です。
・クライアント全員にアドバイスと専門知識を尊重してもらうことで、すばらしい仕事をすることができます。
・クライアントと一緒に仕事をすることを楽しみ、誇りに思います。
○軌道にのせる(C35)
・コーチのほかに楽しいことをする時間を持っています。
・クライアントはコーチを待っています。
< 2003年6月 >
○他人の能力を伸ばすうえで重要なもの(1日9円メール)
○人材がすべて(1日9円メール)
○チームリーダーの資質に迫る(1日9円メール)
○「確立2分の1の法則」(1日9円メール)
○自分のタイプは何だろう(1日9円メール)
○「7つの習慣」(1日9円メール)
○走っていた子供が転んだとき、あなたはどうしますか(1日9円メール)
○Keep Challenging!(1日9円メール)
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