2002年12月24日(火) <第384号>
┏━┓ 「次世代放電加工」技術
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┗━┛ 中小企業が生き残りをかけた「オンリーワン」の技術に注目します。
< http://www.hashikawa.co.jp/ >
日時:2002年9月25日(水)
場所:『2002中小企業ビジネスフェア in TOKYO』(東京ビックサイト)
訪問先:株式会社 橋川製作所 橋川栄二社長
聞き手:オプティワークス 代表取締役 増野秀夫
◆橋川栄二社長の連絡先は…≫E-mail:info@hashikawa.co.jp Tel:082-282-0903
◆オプティワークス(増野秀夫)は…≫E-mail:mashino@optworks.co.jp Tel:049-245-9872
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こ ┃れ┃か┃ら┃の┃橋┃川┃製┃作┃所┃は┃
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橋川社長は、大学を卒業後、広島に帰って家業を継ぐ予定が、ソディックで放電加工に魅せられたのです。
15年前、たった一人ではじめた放電加工でした。いまでは確実に放電加工の技術者が、プレーイングマネジャーである橋川社長(44歳)、職長(34歳)、そして、いくつかの職業を転々とした後、橋川社長と出会い、いまでは交渉話術も覚えてしまった"筋のいい"若者(24歳)などその人数は増えています。
(放電加工のコンサルティングはしないのかとの質問に答えて)
将来的にはコンサルティングは技術の流出になるのでしません。但し、地域コンソーシアムという意味ではコンサルティングはします。我々が持っている技術は地域には還元します。
ダイヤモンド研削に依存していた高脆性材料のSiCをはじめ、焼結ダイヤや超硬合金など、これまで放電加工が苦手としていた高融点材料の低消耗加工技術を独自に開発し、牧野フライスや三菱電機などの工作機械メーカーからの問い合わせもいただいております。先行・潜行型技術でいわゆる世界初のオンリーワン技術なのでしょうが、いかに活かすかが今後の最重要課題です。
(このお話の前に、橋川製作所は、あるカメラメーカーと橋川製作所が保有する放電加工技術について10年の業務依託契約を結んでいます。その放電加工技術は自他とも認められています。今後も橋川製作所が生き残れるかは、さらなる放電加工技術の開発と他社との連携にあります。)
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オ┃プ┃テ┃ ィ┃ ワ┃ー┃ ク┃ス┃の┃役┃割┃は┃
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我々は、中国まで大手メーカーを追いかけていくことはできません。残る選択肢は、日本国内に残って、放電加工技術を極めることです。そして、パートナーを見つけることです。
オプティワークスさんには、大和精工さんの場合のようなパートナーとの出会い(マッチング)を期待しています。また、それができる会社だと思っています。
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『関連情報サイト』
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■「放電加工」
○「形彫り放電加工」
<http://www.yjsnet.co.jp/yjsnet/common/tanshin/katahori/mokuji.html>
○適用分野
「カテーテル」
<http://www1.pasutel.co.jp/kasagi/info/kensa/kensa8.htm>
○材料
「SiC」(炭化ケイ素)
< http://www.yakuden.co.jp/hp/htmpdt/sic.htm >
■その他
○「超精密加工技術」
大和精工株式会社
<http://www.yamatoseiko.co.jp/jp/technique.html>
○「受託ソフトウェア開発」
株式会社ワイジェーエス
<http://www.yjsnet.co.jp/company/index.html>
○「金型加工ソフトウェア」
三菱電機メカトロニクスソフトウエア株式会社
< http://www.msw.co.jp/ >
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