2002年11月13日(水) <第343号> ┏━┓ 照明つき拡大鏡 ┃■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗━┛ 日本が誇る「ニッチトップ」企業をご紹介しています。 < http://www.otsuka-op.com/index.html > 【株式会社オーツカ光学】 剿{社 〒142-0062 東京都品川区小山1-1-4 剋ミ長 大塚 秀治様 剋幕ニ内容 自社製品照明拡大鏡製造、販売 凾ミとこと(四言) ●照明つき拡大鏡は、半導体や精密機器、衣類など、細かい作業と検査が要求される製造現場で主に用いられています。レンズの素材品質の高さや細心の作業及び検査などの体制が、海外から輸入される安価な製品に負ける事なく国内で70%のシェアと信頼を獲得しています。 ●オーツカ光学の製品は、いまや製造現場だけではなく、病院やエステティックサロンなどでも使われています。最近では、ISO9001の認証取得のために、生産設備の一環として照明つき拡大鏡を導入する工場も多いといわれています。 ●製品開発力が命と考えるオーツカ光学は、もっと詳細なニーズをつかみたい(顧客の顔がはっきりと見える製品づくり)と考え、東京の本社内と大阪にショールームを設置しました。 ●製品も豊富です。高級光学ガラスを使用したレンズでは形状も丸型・角型、丸型のレンズは、直径130mmの大きさでワンタッチで脱着交換可能な仕様になっています。交換レンズの倍率は7種類もあるそうです(2倍、3倍、4倍、6倍、8倍、10倍、12倍)。照明部分についてもインバーターを内蔵してチラツキをなくしたタイプがあります。 ■語録 「品質検査は機械任せにしてはいけない。人間の目でチェックするのが最も確実だ」 (目視が大切) 「下請け企業に回ってくる仕事はロットが小さく、生産ラインの稼働率もあまり上がらない。そのうえ、単価が安い。受注すればするほど損失が膨らむ」 (下請けから本業へ転換) 「作業がしやすくなるように、部品の接合部が大きくはっきりと見えるレンズを作れないか」 (照明つき拡大鏡を作るきっかけ) 「誰がどこで何を見るために使うかによって、製品の設計は全く異なる。大量生産すれば値段が下がるという製品ではないので、大手レンズメーカーが進出してきても採算は取れないだろう」 (利便性の追求) 「価格面では対抗できない。品質で差をつけることはもちろんだが、新製品を投入し続けることで勝つしかない」 (開発型企業) 「これからは工業用だけではなく、個人用の照明つき拡大鏡も積極的に手がけていきたい」 (個人顧客の獲得が課題) ホームページ経由で、弱視や白内障を患い本が読みにくい人から多数の注文が寄せられそうです。今後は、オーツカ光学のショールームにも一般向けのレンズを展示する予定です。 ━━━━━━━━ 関|連|情|報| ━━━━━━━━ 凵u光学設計用ソフトウェア」 < http://www.opto-design.com/optisworks.html > < http://www.opto-design.com/solstis.html > < http://www.opto-design.com/speos.html > < http://www.sigma-koki.com/showroom/showroom/closeup/macleod.html > 凵u光学講座」 < http://www.cybernet.co.jp/optical/course/ > 凵uステッパー(縮小投影露光装置)」 < http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/research.htm > 凵u光学関連会社」 < http://www.dainan-op.co.jp/ > < http://www.mflens.co.jp/index_a.html > < http://www.ichikoh.com/randd/randd01.html >
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