2002年8月24日(土) <第262号>
■コーチング■
< http://coach.co.jp/ >
< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/0720_229.html >
○「内観法」を使う(対人関係のもつれをほどく)
「隣に住んでいる夫の母が嫌いです」。(20代の主婦)
まずは、自分の母との関係を考えます。
・世話になったこと
・してあげたこと
・迷惑をかけたこと、の視点から、小学校、中学校、高校などから現在まで年代を区切って、
具体的な事実を回想し、紙に書き出します。
次に、父や夫、そして夫の母に対しても同様の視点から内観します。
--->>>あなたは、両親や夫から多くの愛情を受けてきたことを実感します。それから夫の母との関係を内観すれば、今までのこだわりや嫌悪感が少しずつ解消されていきます。
○子どものことで過剰に反応しない
「娘の幼稚園の友達、そのお母さんとの付き合いで悩んでいます」。(30代の主婦)
過剰に反応しているそのお母さんは、我が子が心や身体の実感を通して自ら人との関係を学ぶ機会をつぶしています。
--->>>あなたは、自分の娘が意地悪を言われたといってきたら、心から慰めます。自分の娘がその友達に心無い言葉をいっていたら、きちんとたしなめます。そして、そのお母さんの言葉に過敏にならないことです。子どもは、親の振る舞いを見事に真似ます。あなたが優しいひとなら娘もやさしく育ちます。
■パーソナルコーチング
○「答えは絶対にあなたの中にある」
眠っている答えや、具体的な行動を引き出すにはどうしますか?
--->>>オプティワークスは、「それで、あなたはどうするのですか?」と聞き出します。
「では、あなたはどんなことができますか?」
「いや、今はちょっとわからないです」
--->>>オプティワークスは、間髪を入れずに聞き返します。
「もし、今この瞬間わかっているとしたら、どんなことができますか?」
「はい、私は○○します。」
--->>>オプティワークス(コーチ)は、あなた(クライアント)に具体的な行動を促します。
○許すこと
私たちは、自分の行動に責任を取らなくてはいけません。しかし、自分を人質にするのを止め、自らを許し、人間は生来間違いを犯すものであるということを受け入れると「許す」ことができます。
・許すことは、傷つけられた相手にでなく、自分自身をも許すことなのです。
・許すことは、記憶から痛みが消えることなのです。
・許すことは、「自由」ではありません。
・許すことで、皮肉や辛辣なことをいうことから解放されます。
・許すことで、一区切りつきます。
・許すことは、もう相手に影響されない、そのことで自分の人生を邪魔されないことです。
(許さないことは、自分を守ることではありません。)
○リクエストする
「よし、やるぞ!」と心の中で言わせます。
そのタイミングは、相手からとことん引き出し、相手が「やります」と宣言したあとです。
そこで(間髪を入れずに)、真剣なまなざしと声で言いいます。
「絶対にやってください」
「何があっても、そのことだけは試してみてください」と。
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