2002年7月31日（水） <第238号>

■eエンジニアリングニュース
○オーエム製作所は、マシニングセンターの機能を持つ5軸制御のターニングセンター(立て旋盤)「Omega(オメガ)-60YB」を開発しました。(2002年7月30日)
< http://www.omltd.co.jp/products/machine/products_m_omega.html >
※アバウト (株)オーエム製作所< http://www.omltd.co.jp/index.html >
○ハネックスは、ドイツのUFT社が開発した技術を導入し、分水装置「フルードセップ」を開発。
合流式下水管向けの分水装置事業を始めました。(2002年7月29日)
※アバウト (株)ハネックス< http://www.hanex-grp.co.jp/sougo/index.html >

■乱視点
○ターニングセンター
< http://www.komatsu.co.jp/kmc/mtools/gvh/gvh_j.htm >
ターニングセンタとは、施盤（工作機械）と電算機を組み合わせたものです。電算機から部品の寸法・形状を指示すると、工作機械に材料と工具を組み付ける以外は工作行程の自動化がほぼ可能になる機械です。

普通の施盤を用いて工作物を作るには、数回にわたる加工と様々な行程が必要です。しかし、ターニングセンタでは複合加工・行程結合・工作時間の短縮ができ、加工品の高精度化が可能になります。

「Omega(オメガ)-60YB」は、「上下」「左右」「前後」「回転」の4軸に加え、斜め方向の加工ができるのが特徴です。

○合流式下水管(雨水と汚水を別々の管で流します)
< http://www.education.ne.jp/kyoiku-center-mi/gesui/sld011.htm >
分流式とは、汚水は汚水管で集め下水処理場で処理し放流し、雨水は雨水管で集め川に流すシステムです。

ところで、お台場海浜公園(東京)では、数年前から大型のせっけんのような物体が大量に漂着するようになり、新たな都市問題に発展しているそうです。せっけんの正体は、合流式下水管の中に油分がこびり付き、雨天時にはがれて河川などに流出した油性固形物「オイルボール」です。

さて、下水道問題を語るときに「下水管」がクローズアップされます。横浜市では、公式のHP上で「下水」や「下水道」に関する情報を提供しています。
< http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/ge.html >
< http://www.city.yokohama.jp/me/cplan/mizu/ge13.html >


■ピックアップリンク
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