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2002年5月17日(金)<第181号>
■eエンジニアリングニュース
○岡本硝子は、特殊反射ガラスの分野で世界トップのシェアを誇っています。
< http://www.okamoto-glass.co.jp/jpn/products/products2.htm >
※アバウト 岡本硝子(株)< http://www.okamoto-glass.co.jp/jpn/index.html >
○TOWAは、導光板や集光シートなどを一体成型した液晶バックライトの製造を始めます。(2002/5/16)
※2002年5月27日(月)<第187号>では「超精密金型(モールド)」を紹介予定です。
※アバウト TOWA(株)< http://www.towajapan.co.jp/crp/index.html >
■乱視点
○「700系」
< http://www.jr-central.co.jp/info.nsf/frame/0A0B933D341FAC174925681F00193116 >
日立製作所笠戸事業所は歴代の新幹線車両を送り出しています。いま新工法を採用した「700系」がこの夏にも走行予定です。新工法は厚いアルミ板をプレスで一気に成型し、余分を工作機械で削り取ります。この切削加工は3次元CADデータを使い全自動で行います。外板と骨を一体構造で成型し組み立てるから、部品の数も大幅に減ります。
これまではアルミの骨組みでく体構造を作り、その上でアルミの板を溶接で張り合わせ、曲線を熟練工がハンマーでたたき出していました。このハンマーのたたき出しには多くの熟練工の"神の手"が必要でした。
「大工さんの施工をプレハブに変えるようなもの。熟練技術がいらず、騒音もなくなる画期的な工法です」とのことです。(オ)
○「ミドルテク」
< http://www.epson.co.jp/osirase/2001/011001.htm >
「高熱炉でガラスを加工する昔ながらの町工場のローテクと真空蒸着のハイテクが混合した複合技術」のことです(岡本硝子)。プロジェクター(投射機)用反射ガラスは強烈なランプの光を反射してスクリーンに焦点を結ばせるために、反射面の形状は精確に湾曲します。ランプは高熱を発し、プロジェクターの小型化に伴い,ランプと反射ガラスの距離がさらに接近して高熱をまともに受けます。ガラスは一段と超高熱に耐えられる強度が必要になります。
プロジェクターのもうひとつのキーディバイスをご存知ですか?それはプロジェクター用ランプです。超高圧水銀ランプが使用されていて、小型・高輝度が要求され、製造できるメーカーは世界でも数社に限られています(2001年12月17日に紹介しました)。(オ)
■ピックアップリンク
○エンジンの音振性能向上にCAEが貢献しています。
< http://www.top-cae.co.jp/product.html >
○シグマ光機は、レーザ用光学基本機器を含めて15,000種類をこえる商品を取り扱っています。
< http://www.sigma-koki.com/showroom/showroom/hardwares2.html >
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