2002年5月16日(木)<第180号> ■eエンジニアリングニュース ○ゼブラの「サーモアルファ」は、遠赤外線効果で疲労を軽減するというユニークなボールベンを発売しています。(2002.2.8) < http://www.mainichi.co.jp/life/money/release/200202/01/20020201p0400a019230000c.html > ペンを長い時間握っていると肩、腕、首が疲れますよね。ゼブラは、グリップ部にトルマリンパウダーを練り込んでいます。15分ほども握っていると、温まって遠赤外線を発生します。遠赤外線が身体に入ると、細胞や体液の分子に共振ウン運動が起こり、細胞を活性化し血行を促進し、疲労感を和らげる働きがあるといいます。 ※アバウト ゼブラ(株)< http://www.zebra.co.jp/ > ※ゼブラ(商標)の由来< http://www.zebra.co.jp/cop/profile.html>★必見 ○中村留精密工業は、複雑な工作機械の動きを3次元映像で本物そっくりに紹介する営業手法を開発しました。 ※アバウト 中村留精密工業(株)< http://www.nakamura-tome.co.jp/Japanese/main.htm > ■乱視点 ○技術の空洞化 < http://ne.nikkeibp.co.jp/NE/2002/020107/020107-toshiba1cv.mpg > 誰でも組み立てられ、半自動的に調整できる設計ポリシーは重要です。しかし、その方向に設計技術者が一路まい進した結果、製品の寿命が短くなり、価格競争で生産拠点をアジアに移さざるを得なくなって、日本はかつての技能を失っています。ITを活用したハイテク製品ほどこの傾向が強いです。 従って、若い技術者の知力が乱費されています。企業ごとの個別戦略ではなく、国としての戦略が必要だと感じます。(オ) ○ベンチャー企業のメリット < http://www.nttdata.com/usinsight/contents/vol007/007rep1-2.htm > 規模の小ささと機動性と大きな報酬への期待です。では、ベンチャー企業が成功するパターンは、米国企業によく見られるIPO(株式公開)と企業売却。 ところで、ベンチャー企業ではマーケティングを担当する部門が大きく、責任と決済権が与えられています。それは営業の一部ではなく横並びの位置付けであり、権限という意味では、営業や開発の上にたちます。いわば司令塔のような位置付けです。開発サイドに開発の要求、アイデアを出し、製品のプロモーション(宣伝)や販売開始時期を決定し、営業を動かします。 次ぐに驚くのがマーケティング部隊を構成する人材の多彩さです。ハイテク企業らしく技術者が多く、想定される販売先の業種専門家が配置されています。「営業の販売が芳しくないと、プロモーションや販売時期がまずかったのではないかと営業に不平を言われ、製品が売れないと、マーケティングがでたらめだったと言われます」 これからは営業マンは不要になり、良いマーケッターが厚遇される時代です。(オ) ■ピックアップリンク ○ダクトの抵抗計算をします。 < http://www.ny.airnet.ne.jp/kasahara/duct_resist_0.html > ○3次元逆解法ソフト? < http://www.adtechnology.co.uk/J-future.html > ○筆記具百科です。 < http://www.zebra.co.jp/pro/view_all.html >
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