2002年4月15日(月)<第157号> ■eエンジニアリング ○日本エアーテックは空気流を利用して菌やウイルスを外部に漏らさない安全キャビネットで低価格の機種を開発しました。(2002/4/10) 従来の上から下に向けて空気を流すダウンフローに比べて排気量が1/3に減ります。ファンが小さくて済むため消費電力も1/2程度になります。 ※アバウト日本エアーテック(株)< http://www.airtech.co.jp/ > ○東芝と松下電器産業が液晶表示装置(LCD)事業を統合した東芝松下ディスプレーテクノロジーは2002年4月1日に発足しました。 同社はノート型パソコンとパソコン用モニター、テレビ用の大型パネルと、携帯電子機器向けの中・小型パネルを提供できる『総合液晶メーカー』を目指します。(2002/4/10) ※アバウト東芝松下ディスプレーテクノロジー < http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_01/pr_j2902.htm > ■乱視点 ○IP電話< http://www.nikkei4946.com/today/0007/11.html > 電話網のIP化には3つの段階があります。 1.インターネットのデータ通信部分だけをIP網に移し替えます。 既存の通信網とは別にIP網を用意する必要があるため投資削減につながらないようです。 2.電話の中継網をIP化します。 携帯電話事業者が通信量の増加に合わせて中継網を増設する際にIP網に切り替える動きが出始めています。 3.加入者網も含めたIP化です。 インターネットを利用したIP電話が普及すると1台数億円の交換機は無用になり、ルーターが主役になると予想します。そうなれば、交換機メーカー(シーメンス、アルカテル、エリクソン、ATT&T、NEC、富士通など)は1社も必要なくなることになります。(オ) ○"セールス・サイエンティスト" < http://www.hitachi.co.jp/Sp/TJ/2001/hrnjan01/hrn0109j.htm > 日立製作所は博士クラスの深い専門知識を持ち、遺伝子解析などのサービスを営業する要員をこう呼ぶそうです。深い専門知識も必要ですが、肝心なのは「コミニュケーション能力」ではないでしょうか。(オ) ○究極の多孔質体< http://www.mit.pref.miyagi.jp/jouhoushi/N009/n009-4.html >は内部に穴(気孔)が多数開いている多孔質体で、体積の99%が穴(空間)といわれています。一般的なセラミックスのアルミナは気孔率(穴の体積比率)が95%まで高まると多孔質体を形成できなくなります。(オ) □今月の推薦人□ 日本ベンチャー企業支援協会< http://www.jesa.gr.jp/ > 会長(公認会計士) 荻野 博司様<E-mail:mail@jesa.gr.jp> 「今、日本の製造業ではエンジニアが果敢に"限界設計"といわれる『最適設計』に挑戦しています。オプティワークスは、日本で初めて日本の製造業に携わるエンジニアを対象としたエンジニアのための『最適設計』に関する情報ポータルサイトを"エンドユーザの目線"でオープンしています。私はオプティワークスがいつも"エンジニア・エージェント"でありたいと思う企業マインドや事業内容を応援します。」 ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp ■ピックアップリンク 「○○技法」や「○○レビュー」のご紹介です。 ○技法 安川電機 < http://www.yaskawa.co.jp/ja/technology/technology.htm > ○沖テクニカルレビュー < http://www.oki.com/jp/Home/JIS/Books/KENKAI/index.html >
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