2002年4月1日(月)<第147号> <技術開発事例紹介> 人工水晶 ○日本電波工業株式会社 < http://www.ndk-j.co.jp/jp/pr/index.html > < http://www.sanynet.ne.jp/~fcc-m/quartz.html > 狭山事業所(埼玉県狭山市) 水晶部品市場で約2割のシェアを握り、世界でトップです(日本企業が7割前後の世界シェアを持っています)。現在、部品の原料となる人工水晶をすべて狭山事業所で生産しています。 ※関連内容 「人工水晶育成炉(オートクレーブ)」 人工水晶は特殊鉄鋼の人工水晶育成炉(オートクレーブ)を用いて水熱温度差法により高温高圧下(一般的に350〜400℃、1000〜1500気圧)で育成されます。 オートクレーブの上部へ板状の種子水晶、下部へ原料水晶(ラスカと呼ばれる水晶小片)を入れて、アルカリ溶液を適量充填させて密封します。オートクレーブを加熱し、上部の温度よりも下部の温度を高くする事により、溶液が高圧ガス状に膨張し、内部圧力が上昇すると共に自然対流が生じ、下部で溶液中に溶解した水晶原料が対流により上部へ運ばれ、種子水晶の表面へ育成されます。 育成期間は人工水晶の大きさや育成条件により異なりますが、一般的に2.5〜3ヶ月くらいで育成される物が多く、SAWデバイス等に使われる3”〜4”ウェハー用の大きな人工水晶は4ヶ月〜6ヶ月の育成期間がかかります。 水晶デバイスに使われる水晶基板は、人工水晶を切断、研磨、化学エッチング、電極形成等をして使われます。以前は天然水晶も使われていましたが、最近では品質(不純物が少ない)と形状(加工し易く収率が良い)等から、100%人工水晶が使われています。 <乱視点> 包装と廃棄物・環境の情報サイト < http://www.nippo.co.jp/ > ○包装機 多様な商品の中で最終消費者にアピールするための意匠性、流通段階での商品の保護機能、生産工程に組み込まれる機械・装置であるために求められる安定性・スピード性など、要求される多くの機能を満たす包装機械が相次いで市場に登場しています。 現在、包装機械のユーザが最も高い関心をもつ分野は (1)サーボモーター駆動 (2)汎用性の高い機械 (3)HACCP手法の要求に応える機械といわれています。 ▽三光機械株式会社(「液体・粘体自動充填包装機」) < http://www.sanko-kikai.co.jp/jpn/fr1.html > ▽株式会社フジキカイ(「横型ピロー包装機」) < http://www.fujikikai-inc.co.jp/jpn/seihin/index.html > ▽トタニ技研工業株式会社(「トタニ製袋機特長」) < http://www.totani.co.jp/Seihin/Seih_FRM.htm > ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp < ピックアップリンク > < http://www.optworks.co.jp/links/index.html > ○沖電気工業株式会社高崎生産センタ(富岡工場)(板金加工) < http://www.machinist.co.jp/0201/to11.html> ○リコーエレメックス(株)(「REQ」) < http://www.ricoh.co.jp/rex/nijikobo/req/index.htm >
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