2002年3月22日(金)<第141号> <特集> 日立製作所< http://www.hitachi.co.jp/ > 日立製作所は日本の製造メーカーの"縮図"です。 - その1 - < http://www.hitachi.co.jp/recruit/jski/k_itiran.html > JR常磐沿線沿いには日立、大みか、国分工場のほか、日立電線、日立化成工業など計14工場・研究所が立地しています。日立製作所工業協同組合など百社を超す協力団体も集結しています。今、日立は大木の枝葉をどんな形に刈り込むか、具体的な青写真と行動指針を示すことが求められています。その傘の下で雨風をしのいできた下請けはスキル(熟練)に頼るのではなく、自立する知恵と情報のウエッブ(クモの巣)を張り巡らすことが指摘されています。程度の差こそあれ日立固有の問題では有りません。 これは正に世界地図の中のまぎれもない日本の縮図なのです。 ○鉄道車両 日立笠戸(山口県・下松市) 日立笠戸エンジニアリング株式会社 < http://www.hikec.co.jp/products/product_a/pro_a_main.html > 「卓越した技能者-鉄道車両」 鉄道車両の生産拠点です。最近の動向として、中核的地位を占めてきた基礎素材型産業も成熟してきており、それに代わって自動車・電気機器などの加工組立型産業が急成長してきています。その変化にあって驚くべきは「現代の名工」中、日立製作所笠戸工場に勤務された技能者が多いことです。 日立製作所笠戸事業所では、鉄道車輌やプラントなどを作っています。新幹線や地下鉄といった電車、羽田などのモノレール、客車、貨車、ディーデル機関車で日立のマークが入っていれば、まちがいなくこの笠戸事業所で作られています。 ○防犯監視ビデオカメラシステム < http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/0531c/ > ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp < ピックアップリンク > < http://www.optworks.co.jp/links/index.html > ○鉛フリーはんだ ▽千住金属工業株式会社< http://www.senju-m.co.jp/j/index.htm > はんだは、スズや鉛などを溶かし混ぜた合金です。単体のスズは232℃、鉛は327℃で溶けますが、この二つを混ぜると、融点が約180℃まで下がります。ところがこの鉛は、人体や野生生物の健康に影響を与える金属でもあり、環境影響を減らすため、鉛を使わない『鉛フリーはんだ」への転換が進んでいます。 ▽セイコーエプソン< http://www.epson.co.jp/ > 同社グループ全体で2002年1月度に使用した鉛は約2.3トン。内訳は国内が約0.4トン、残りが海外とのこと。2001年4月度と比べ全体で61%減っています。はんだの全使用量に対する鉛を含まないはんだの割合は、2001年4月の8.8%から、2002年1月には70.8%まで上昇したと報告しています。 ○集積配管 ▽三菱重工業株式会社 < http://www.mhi.co.jp/news/sec1/010613.html > 配管の組み立て作業がいらず、装置の設置にかかる時間が大幅に短縮されます。
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