2001年12月3日(月)<第61号>
――――――――――――――――――――――――――■今日の話題(12月03日)■
【工作機械】
■課題
●クーラント(切削液)対策
その対応は
・ドライ(乾式)加工
・セミドライ加工(MQL:最小量潤滑)などが考えられています。
●マニシングセンター・旋盤
熱変位対策を重視した機種の開発
―――――――――――――――――――――――――――[No.61 2001年12月03日]
【1】<牧野フライス>※[No.53 2001年11月12日]で紹介済み
【2】<豊田工機>※[No.61 2001年11月30日]で紹介済み
【3】<スター精密>
<スター精密>
【スイス型CNC自動旋盤】
↓
http://www.star-micronics.co.jp/products/lathe/frame_p_lat.htm
●「設計者による解析」
設計者の意識改革と設計の効率化に成功、最終的なトップダウン設計を目指して 3次元モデリング・解析に着手しています。 スイス型CNC自動旋盤で、世界の約30%のシェアを獲得しているスター精密では、 新製品開発設計における強度や干渉問題を解決するトップダウン設計の実現に 取り組んでいます。 「設計者自身による解析」を実現することで、今までわからなかった問題の発生 原因などが定量的に把握できました。今後は3次元モデルを工程設計や、冶具設計 などに活用し、よりコンカレントな業務への改革を計画しています。
<IMO>
■Goals
開発期間の短縮
■Scenario
CAE(有限要素法解析)を設計者が仕事(ルーチンワーク)としてこなせるかが鍵です。
← Prev News Index Next→
|