2001年10月17日(水)<第41号>
<見出し> ―――――――――――――――――――――――――――――
●利益は後からついてくる
〜 先義後利の経営哲学 〜
【1】<クライム・ワークス>
【2】<チカラ製作所>
―――――――――――――――――――――― [No.41 2001年10月17日]
<クライム・ワークス>(東京・大田区)
【金属加工】
↓
http://www.pio.or.jp/sangyo/kougyou/guide02.html
<IMO>
ノート型パソコン、携帯電話、レース用自動車のエンジン部品。 クライム・ワークスが手掛ける試作品の金型は多岐にわたります。 従業員15名が1ヶ月に試作する部品は約200点。多いときには500点にのぼります。
■マグネシウムの精密加工
マグネシウムは軽く素材が安価で、製品寿命が短い電気製品などの 試作金型の需要は強いです。ただ、柔らかく、おまけに燃えやすいため 高度の加工技術を要します。
効率よく加工するため、削り出す順序や位置などの工程割り出しが重要となります。
●「人と違うことをやらなければ生き延びていけない」
●「町工場が減少する今、技術力のある人を確保する必要がある」
<チカラ製作所>(東京・大田区)
【精密部品】
↓
http://www.east.jdmia.or.jp/member/chikara/#c
<IMO>
加工組み立て型産業は最適地生産を求め、人件費の安い東南アジアなど海外に動くのは 当然の流れです。だが、高い技術力や精密さを追求した高付加価値品の供給なら、 日本の強みを生かす余地は多いです。ある部分では国際分業体制の流れに乗りながら、 得意技術をどこに集中させるか・・・
自らの「強さ」と「弱さ」を正しく把握した企業が次々に新たな成長へのパスポートを手に入れています。
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