2006年12月4日(月) <第1703号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − スーパー用語 「さばぶ」 Suburbと表記します。アーバン(urban)にSubがついたもので、アーバン(古くからの都市住宅地)の周囲にできた、新しい住宅地域のことをサバーバンといいます。そのサバーバンが大規模になったものをサバブといいます。 「すとこん」 ストアコンパリズンの略です。直訳すると「店舗比較」。自店の競合店を調査、比較することを言います。 「スポット特売」 予定以外(事前にチラシ等の予告をせずに)行う特売です。 「週特」 毎週定期的に行う特売です。 「商圏」 そのお店に買物にくるお客様の住んでいる地域、商圏のことを指していいます。原則としては店に近い順から同心円状に一次商圏、二次商圏、三次商圏というように分けて捉えます。 「側面販売」 お客様の横につき、商品の説明をしながら販売する方法です。 「対面販売」 お客様に相対し商品説明をしながら販売する方法です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【野菜漢字】 - ……………………………………………………………………………………… <番外編> 【01】シイタケ 傘が肉厚で開ききっておらず、裏側のヒダが白く美しいものが美味。 軸の部分にも栄養や旨味がたっぷりで、焼き物や鍋物はもちろん、吸い物や炊き込みご飯にしてもまた格別。使う側に10分ほど天日に干すと旨味が増加します。 【02】ギンナン 同じ漢字で「イチョウとも「ギンナン」とも読みます。 宝石のようなウグイス色は見た目も美しく、モチッとした食感とほのかな苦味で茶碗蒸しには欠かせない素材です。もちろん焼いても美味で、お酒のつまみとしても最適です。 【03】ニンジン ニンジンはβカロテンの宝庫です。 【04】トウモロコシ 焼きとうもろこしの醤油の焦げるこうばしい香りや、口いっぱいに広がる甘さは格別です。 鮮やかな黄色が太陽を思わせる、夏を代表する野菜です。茹でる時には塩を少々加えたたっぷりの熱湯です。 【05】ナス 煮ても焼いても漬けても美味しく、古くから重宝されるナスです。 「秋なす嫁に食わすな」といわれるように、これからの季節は特に美味です。焼きナスに、ショウガと醤油をかきまわせばまさに絶品です。なす紺が濃くツヤがあるものをお選ぶください。 【06】コンニャクイモ あの俳聖・芭蕉も大の好物だったといわれるコンニャク。 食物繊維が豊富でカロリーも低く、ダイエット食としても人気です。下ごしらえに鍋で中火にかけ空炒りすると歯ざわり良く仕上がり、和え物や煮物にも最適です。原料のコンニャク芋は群馬県が生産地です。 調理に油を使うとその吸収率がグンとUPし、甘味も増すので、炒め物や揚げ物がおすすめです。全体に色が濃く表面の肌がなめらかなものが良質です。水気や湿気を嫌うので新聞紙などに包んで保存をしてください。 漢字の解答は下記の<お知らせ>欄に記載しています。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。 【12】不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 【13】どんな天才的な画家でも最初はモホウから始める。 【14】パリのノートルダム寺院はゴシック建築のテンケイだ。 【15】ピアノ独奏曲をカンキョウの赴くまま一気に書き上げた。 【16】彼は西欧美術、ことに絵画史についてゾウケイが深い。 【17】芥川は『今昔物語集』をソザイにして多くの短編を書いた。 【18】耽美派の谷崎潤一郎は美とカンノウの世界を描いた。 【19】王は自らギセイとなることで国家滅亡の危機を救った。 【20】「神」は人間的現実をチョウエツした絶対的存在だ。 【21】象徴派の詩人は言葉のユウギにふけるものだ。 【22】文化のシュウゾクの違いによって挨拶の仕方も異なる。 【23】あの彼女に僕のこの熱い思いが通じたなんてキセキだ。 【24】生命のソンゲンを傷つける行為は、何人とて許されない。 【25】ペストはネズミをバイカイにして広まる病気である。 【26】コンキョの薄弱な論理は誤った結論を導いてしまう。 【27】ハトは鳥の一種だから鳥はハトを概念上ホウガンする。 【28】老猿が遠くを見つめる姿は深いシサクをしているようだ。 【29】作家は新しい文学の創造をシコウして精進を重ねる。 【30】動物の生態のタンキュウにより人間の本質がわかる。 【31】社員全員の努力で会社のギョウセキが急激に上がった 【32】パソコンの大量導入で仕事のノウリツがアップした。 【33】商売ハンジョウの鍵は徹底した市場調査と招き猫にある。 【34】社会キハンは既存の秩序を保持するために機能する。 【35】明治イシンは日本の近代化を促進する契機となった。 【36】二カ国間の小さなコウソウが国際問題に発展した。 【37】皇帝ナポレオンは波乱万丈のショウガイを送った。 【38】大学時代の恩師にアルバイトをショウカイして貰った。 【39】自分の意見に固執するあまり仲間からコリツした。 【40】大望の新横綱が五年ぶりにタンジョウした。 【41】減税のオンケイにあずかって自動車を買い替えた。 【42】何事にもひたむきな彼のシセイは見習う必要がある。 【43】友達から論理的思考の欠如をシテキされふてくされた。 【44】彼は試験期間だというのにゲームにボットウしている。 【45】難民救済を呼びかける彼の意見にキョウメイした。 【46】人生は九割のコウカイと一割の満足で成り立っている。 【47】体育大会での彼女の姿がノウリに焼き付いて離れない。 【48】自由をキキュウしなくなった時に青春は終わる。 【49】豊太郎は異国でもキョウシュウを感じる暇などなかった。 【50】彼は免官されてタイダな生活に陥りそうになった。 【51】彼女は彼の心変わりをビンカンに感じ取ったのだろう。 【52】先生を知るうちに人生のキビを感じるようになった。 【53】Mとお嬢さんの親しさに先生はガマンできなかった。 【54】自分のケイソツな行為が友を死に至らしめたのだ。 【55】下人は生きるためにカクゴを決めねばならなかった。 【56】死人の髪の毛を抜く人の影に下人はキョウフを感じた。 【57】老婆の話を聞くうちに下人はダイタンになっていった。 【58】四人姉妹には皆少なからずケッペキな性格が見られる。 【59】適齢期を過ぎた定子の縁談がセイキュウに進められた。 【60】バーテンダーと付き合う定子に周囲はゲンメツした。 【61】最下位のチームは優秀な選手のカクトクに必死だ。 【62】勝利の女神がビショウした瞬間にホームランが出た。 【63】球団の不振の責任は上層部にゲイゴウした監督にある。 【64】水曜日の定時退社をショウレイする会社が増えている。 【65】選挙公約は破られても決してテッカイされないものだ。 【66】部下の横着な態度が上司のキョヨウ範囲を超えた。 【67】弟は朝顔の成長カテイを観察し克明に記録した。 【68】見合い写真では顔のリンカクの修正くらいは常識だ。 【69】貿易マサツが両国の関係を著しく悪化させた。 【70】警察は犯罪が多発するジタイを重視し調査を開始した。 【71】大学は合否判定のキジュンを明確に提示するべきだ。 【72】彼の作品のキチョウには事実を重視する姿勢がある。
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