2006年10月16日(月) <第1654号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − 共感とは <共感と同感・同情・同調> 同感・同情・同調は同じ体験をしたので「感情はわかる」よ。 共感(エンパシー Empathy)は同じ体験はないので「無理もないと思う」よ。 自分にはそういう経験はないが、相手がそういう状況のなかで、 そんな体験をしたのならそういう感情を抱くのは無理もないと思う、 もし私が同じ立場にいたら私も同じように思うことだろうと、 相手の感情を理解し、是認し、それを相手に自分の言葉で伝えることです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【重要漢字】 - ……………………………………………………………………………………… <生活> 21.減税のオンケイにあずかって自動車を買い替えた。 22.学園紛争のカチュウにあって彼は恋愛どころではない。 23.彼がこの騒動に深くカンヨしていることは間違いない。 24.クラブ活動がキエンとなって彼女との交際が始まった。 25.甘い言葉を信じたためにサギにひっかかってしまった。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。 【12】不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 【13】どんな天才的な画家でも最初はモホウから始める。 【14】パリのノートルダム寺院はゴシック建築のテンケイだ。 【15】ピアノ独奏曲をカンキョウの赴くまま一気に書き上げた。 【16】彼は西欧美術、ことに絵画史についてゾウケイが深い。 【17】芥川は『今昔物語集』をソザイにして多くの短編を書いた。 【18】耽美派の谷崎潤一郎は美とカンノウの世界を描いた。 【19】王は自らギセイとなることで国家滅亡の危機を救った。 【20】「神」は人間的現実をチョウエツした絶対的存在だ。 【21】象徴派の詩人は言葉のユウギにふけるものだ。 【22】文化のシュウゾクの違いによって挨拶の仕方も異なる。 【23】あの彼女に僕のこの熱い思いが通じたなんてキセキだ。 【24】生命のソンゲンを傷つける行為は、何人とて許されない。 【25】ペストはネズミをバイカイにして広まる病気である。 【26】コンキョの薄弱な論理は誤った結論を導いてしまう。 【27】ハトは鳥の一種だから鳥はハトを概念上ホウガンする。 【28】老猿が遠くを見つめる姿は深いシサクをしているようだ。 【29】作家は新しい文学の創造をシコウして精進を重ねる。 【30】動物の生態のタンキュウにより人間の本質がわかる。 【31】社員全員の努力で会社のギョウセキが急激に上がった 【32】パソコンの大量導入で仕事のノウリツがアップした。 【33】商売ハンジョウの鍵は徹底した市場調査と招き猫にある。 【34】社会キハンは既存の秩序を保持するために機能する。 【35】明治イシンは日本の近代化を促進する契機となった。 【36】二カ国間の小さなコウソウが国際問題に発展した。 【37】皇帝ナポレオンは波乱万丈のショウガイを送った。 【38】大学時代の恩師にアルバイトをショウカイして貰った。 【39】自分の意見に固執するあまり仲間からコリツした。 【40】大望の新横綱が五年ぶりにタンジョウした。
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