2006年1月24日(火) <第1389号> 2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」 − あなたも12週間でリーダーになれる! − "十分理があると思われる場合でも、小さいことなら譲ったほうがいい" 憎しみは、憎しみをもってしては永久に消えません。 誤解は、議論をもってしては永久に解けません。 いたわり、そして、相手の立場で同情的に考える思いやりをもってして、初めて解けます。 「自己の向上を心がけている者は、喧嘩などする暇がないはずだ。 おまけに、喧嘩の結果、不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、 いよいよ喧嘩はできなくなる。 こちらに十分理があると思われる場合でも、小さいことなら譲ったほうがいい。 細道で犬に出合ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲ったほうが賢明だ。 たとえ犬を殺したとして、咬まれた傷は治らない」。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【17】憎しみにとらわれないようにしよう - ……………………………………………………………………………………… − 一日一言『ありがとう』と言いましょう − 平然としていましょう。 自分が嫌がっていた人というのは、相手も自分を嫌がっていました。 そんな人は、生まれながらに気が合わないと考え、近づかないようにしました。 仕事で一緒になり、相手が嫌がっていることを知ったときも顔には出しませんでした。 嫌なことをされても、受け流し、大人として平然としていましょう。 ただし、自分に関係があることで実害を受けそうな場合は、毅然とした態度ではっきり文句を いいました。 嫌みをいう人たちには、痛烈な嫌み返しをして、ビシッと注意した後は、平然とつきあいました。 いつまでもお互いの恨みの情を引きずらないようにしました。 誰かを「憎んだ」とき、心は相手に向かうのではなく、自分の「憎んでいる」感情にとらわれました。そんなときは、まずは「憎い」相手と顔を合わせないように努力をしました。 そして相手とは違う世界をつくって、どんどん外に出ました。 <バックナンバー> 【00】「今日一日は人を幸せにしよう」 【01】「心の機敏を知ろう」 【02】「言い争いを避けよう」 【03】「自分の弱さに気づこう」 【04】「何であっても『ありがとう』と言おう」 【05】「知らない話だから耳を傾けよう」 【06】「心を動かそう」 【07】「『ありがとう』の言葉で人を元気にしょう」 【08】「『ありがとう』を心のバロメーターにしよう」 【09】「人に声をかけよう」 【10】「自分と人とを比べないようにしよう」 【11】「一瞬の笑顔で元気にしょう」 【12】「死ぬほど苦しい思いをしよう」 【13】「自分を好きになろう」 【14】「勝ちを相手に譲ろう」 【15】「やわらかく生きよう」 【16】「今に生きよう」
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