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DRIVEN NEWS BACKNUMBER

2005年11月5日(土) <第1309号>

                      「あっ、そうか!」(第40回)

       − 人生は失敗の連続だが、そこから学ぶことで前向きな生き方ができる −

あなたも「あっ」(失敗した)と感じたら、すぐに"ホウレンソウ"を実践しましょう。

┏━━━━━━━━┓
┃【40】失敗を恐れた■■■■■■■■■■
┗━━━━━━━━┛

ものづくりに3次元CAD/CAMシステムなどIT技術を活用し、デジタルモックアップに挑戦している製造企業が増えています。

しかしながら、IT技術の必要性が叫ばれている割には実際に採用している中小企業のユーザーはそう多くありません。また自社のものづくりに合った3次元CAD/CAMシステムの選択に失敗するケースも目に付きました。

そこで問題なのは、現場のマネージャーが失敗を恐れてシステムの選定を延ばしていることでした。その行為はその会社にとって"背任行為"に相当しました。

3次元CAD/CAM導入のメリットは「情報の再利用」です。設計の上流のところが2次元CADだと情報が足らないので、後工程では必ず情報を足していかなければいけませんから、実に無駄が多かったのでした。

あっ、そうか、
失敗を経験し、そこから学ぶことが会社や個人が成長する大チャンスなんだ!


<格言・名言>
「私がジーターに期待しているのはラインアップでの数字ではない。その存在自体なのだ」
(ヤンキース トーリ監督)

ジーターがスランプでした。そのときに、マスコミからいつまで彼を起用し続けるのか、と聞かれたときのトーリ監督のコメントでした。

トーリ監督は、彼の失敗や勇み足を恐れない勝負への姿勢を見逃していません。彼は、三遊間の深いゴロを処理するときの、常に成功するとは限らないジャンピングスローに果敢に挑戦していました。また、打席でも厳しい内角攻めに真っ向から立ち向かっていきました。

どうしてトーリ監督(マネジャー)がジーター(部下)に対し、そこまで信頼を寄せるのでしょうか。

それはジーターがチームのリーダーだからでした。

                                          (エッセイスト 大前乃英雄)

<バックナンバー>("目からウロコ"編)
【38】痛い目にあった
【39】挫折をした

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