2005年8月8日(月) <第1220号>
「手紙を書こうよ」(第6回)
− 文書によるコミュニケーションは人格を高める −
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- 【06】就職活動のための一般的な推薦状 -
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具体的で客観的な事実を述べたあとで、推薦します。
まずは被推薦者の氏名、元の勤め先、就業年月、地位などの客観的な情報を伝えます。
次に具体的な仕事内容を知らせます。
そして勤務態度についての所見を述べます。
最後は質問があれば応じるという結びで締めくくります。
<本文>
バーリー・オコンネル氏は、当コミュニケーション・アソシエイト社に2年にわたり在籍し、常勤講師として企業内教育に携わったおりました。当社の教育プログラムを、下記の日本企業にて直接担当しました。
・電通
・日立製作所
・日産自動車
オコンネル氏の当社での勤務態度は十分満足できるものでした。仕事ぶりは真面目で、教育分野でかなりの能力を発揮しました。
さらに詳細について必要の場合には喜んでお答えします。
<私見・所見>
元上司から就職希望先へ出しています。
以前の職場からの推薦状は、
仕事ぶりがわかることと、円満退職したということで効力があります。
この手紙本文は"まあまあ"の人物に対しての一般的な推薦状で、
まずどんな仕事をしていた客観的な情報を伝えてから、所見を述べています。
<バックナンバー>
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
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