2004年7月18日(日) <第956号> ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 【最適設計】 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ <復活!ピックアップリンク> 【2】不要の製品・サービス ○ 水不要 ムカエ研ぎ ○ 電気、電池不要の完全メカニカル構造(機械式)のキーレス錠 ● インターネット上で[不要]で検索すると--->>>71個の文書が見つかりました。 <バックナンバー> 【01】キャリアとは 【02】エンプロイアビリティ 【03】問題解決能力 【04】「人的資本論」 【05】視野、視座、視点 【06】キャリア・コンサルタントに必要とされる能力 【07】企業風土を変える 【08】日本的雇用慣行が変わる 【09】自分のために働く 【10】キャリア・コンサルテイングの基本的な知識・スキル 【11】キャリア形成 【12】キャリアに関わる具体的な問題解決 【13】G.ベッカー(人的資本論を構築した経済学者) 【14】ワークシェアリング 【15】教育訓練プログラム 【16】キャリア・プランニング・プロセス 【17】キャリア・アンカー 【18】キャリア・カウンセリングの理論(その1) 【19】キャリア・カウンセリングの理論(その2) 【20】キャリア・コンサルタントに必要な基本的態度と能力 【21】キャリア形成プロセスにおける支援 【22】キャリア・コンサルティングとは 【23】キャリア・コンサルタントの歴史 【24】「積み重ねた経験」 ■キャリア・コンサルタント■ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ − キャリア形成に必要な能力(キャリアとスキル) − ○ キャリア ● コミュニケーション能力 ● ネットワーク能力 ● 問題解決能力 ● プレゼンテーション能力 ○ スキル ● テクニカルスキル ● ヒューマンスキル ● コンセプチュアルスキル ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【25】過剰なふるい分け(スクリーニング) - ……………………………………………………………………………………… いまの日本における「過剰なふるい分け(スクリーニング)」とは、学歴偏重です。いわゆる、企業がブランド大学の男子学生を中核的要員ととらえ登用することをいいます。 大学のブランドとは何か。どうやら、受験予備校などが発表する受験偏差値ランキングが大学の序列に置き換えられています。つまり、高校3年生時の「記憶力」が、その後の人生の過半を占める社会人としての「仕事能力」と置き換えられ、すり替えられています。 職業上の処理能力は、大学ブランドとの相関はありません。当然のことながら、学習能力と仕事運用能力は必ずしも一致しないのが実情です。 もはや、「過剰なふるい分け(スクリーニング)」には科学的根拠はなく、この非科学的な人材登用システムでは経済の成長は期待できません。また、この過剰さが経済を低迷させる主要因の一つにもなっています。 「2001年世界競争力調査」(IMD 国際経営研究所)のレポートでは、対象国49ヵ国中、日本は26位でした。これは、「管理職の起業精神」「開業度」に加え、「大学教育の充実度」が最下位に甘んじているのが原因です。これはいずれもヒト(人材)に深く関わっている指標です。 明日のニッポンを背負って立つ若者に、特に高等教育をしている側と採用している企業側のミスマッチが繰り返されている、いまの日本の異常とも思える人材登用システムが変わらない限り、フリーター現象は解消されません。 ● 「世界競争力年報2002年版」30位 ● IMD 国際経営研究所 ●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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