2002年10月31日(木) <第330号> ┏━┓ スペシャルレポート(特集) 第一弾 ┃■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗━┛ 「熱設計」-- 放熱・排熱の傾向と対策 -- 〜 ゴールはファン無し製品 〜 < http://www.a1s.co.jp/thermal/SERVICE.htm > 第1回:< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/1003_302.html > 第2回:< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/1010_309.html > 第3回:< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/1017_316.html > 第4回:< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/1024_323.html > □熱流体解析ソフトウェアの実態と今後の傾向 いまから2年前、日本で初めてPC(Windows)上で稼動する設計者向け熱流体解析ソフトウェアのセミナーを実施しました。以下は、そのフォローアップをしたときの感想です。 そのセミナー参加者60名で熱設計の必要性を認めている会社が30%、その内、自部門で熱流体解析ソフトウェアを使っている会社は僅かに20%でした。 その原因は、いまある熱流体解析ソフトウェアの操作が複雑で、「習熟に時間がかかる」ために、一般の設計者が使う気になれないのが主な原因でした。この傾向は、オプティワークスのオンライン・アンケート結果からも読み取れます(「CAEの問題点は何ですか」の回答から)。 < http://www.optworks.co.jp/survey/index.html > 設計期間の短縮で、設計者がツール(熱流体解析ソフトウェア)を使う企業もあります。熱流体解析は、複雑な設計要素が絡むので、2年前までは、熱流体解析エンジニアの専用ツール("おもちゃ")に止まっていました。しかし、ここ2年ぐらいで「設計者向け」と形容される市販パッケージソフトウェアが出てきました。いまでは、初心者に市販パッケージソフトウェアで熱流体解析業務に馴れさせることを始めた企業も出てきました。 重要なことは、ユーザは「自社の製品開発にマッチングした市販パッケージソフトウェアは皆無」であることを知ることです。最終的には、"流体に関わる設計問題へのコンサルティングや解析システムの開発などに強みをもつ会社に「受託開発」を依頼し、5年間のパートナー契約を結ぶことをお薦めします。また、熱流体解析の普及にも彼らが必要です。 …≫次週木曜日(2002年11月7日)は、□熱関連機器の現状と今後の開発動向を掲載します。 ━━━━━━━━ 『関連情報サイト』 ━━━━━━━━ 凵u設計者向け熱流体解析ソフトウェア」 < http://www3.kke.co.jp/sbd/products/cfw/00.htm > 凵u熱流体解析の活用」 < http://nde.nikkeibp.co.jp/no002/toku5.html#no2 > 凵u解析システムの開発」 < http://www.ifpj.com/develop.html > 凵uコンサルティング」 < http://www.ifpj.com/consulting.html >
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