2002年10月23日(水) <第322号> ┏━┓ 溶融めっき処理シミュレーター ┃■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗━┛ 日本が誇る「ニッチトップ」企業をご紹介しています。 < http://www.rhesca.co.jp/ > 【株式会社レスカ】 剿{社 〒191-0011 東京都日野市日野本町1-15-17 剋ミ長 竹下 鞏様(代表取締役社長) 剋幕ニ内容 理化学機器の製造・販売 凾ミとこと 電子顕微鏡最大手の日本電子で応用物理を研究していた技術者など7人が集まり、 会社を起こしています。いまでは溶融めっき処理シミュレーターにおける世界 シェアは100%です!! 世界の鉄鋼メーカーに溶融めっき処理の試験機を独占的に供給しています。大手 企業の傘下に入ることを拒み、独自技術の開発にこだわり続けています。 応力「測定」、画像「測定」、熱量「測定」の英語の頭文字を社名にしている レスカは、ユーザが"何を測りたいか"がすべての製品開発の出発点だといいます。 ■溶融めっき処理シミュレーター < http://www.rhesca.co.jp/japanese/hdps/hdps.html > 自動車の車体に使われる薄板鋼板をめっき処理する際、めっきの厚さによって 鋼板の性質が変わってきます。鉄鋼メーカーは、めっきの種類と用途によって 最適な厚さのめっき処理が施せるよう事前にテストします。 このテストに使われるのが、溶融めっき処理シミュレーターです。 ■自力再建から海外進出 「大企業の傘下に入って会社を存続させよう」 「自分たちの技術力は確かだ。最後まで自力で頑張ろう」 レスカが選んだのは自力再建でした。 大企業の傘下に入らず、独自製品を開発していくには、常に外部と接触し新しい 情報を得なければならない中、いまから15年前、国内市場に限界を感じ、海外 進出しました。 当時、自動車の燃費向上は世界の流れであり、丈夫で軽い薄板鋼板を求める 自動車メーカーの要求に応えるためには、めっき処理シミュレーターがどう しても必要だったため、欧米の鉄鋼メーカーはレスカと契約を交わしました。 ■はんだづけ強度試験機 < http://www.rhesca.co.jp/japanese/ptr/str/str2.html > EU(欧州連合)では2006年から鉛はんだの全廃を決定したため、従来のはんだを 使った製品は輸出できなくなります。そこで鉛フリーはんだの開発が始まりま した。 レスカは、接着強度を測る試験機では先行する英国企業を測定精度を高める こと、使い勝手を向上させることなどで追い上げています。 ━━━━━━━━ 関|連|情|報| ━━━━━━━━ 凵u鉛フリーはんだ」 …≫< http://www.zdnet.co.jp/news/0206/06/njbt_03.html > …≫< http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/06/6.html > …≫< http://www.englink21.com/i-eng/corner/Pbfree/pbfree.htm > 凵uめっき」 …≫< http://jod.or.jp/metukitowa.htm > …≫< http://www.rccm.co.jp/~epps/eppsspec.htm > …≫< http://nmc.nikkeibp.co.jp/kiji/clo560b.html > …≫< http://www.optworks.co.jp/news_log/2002/0402_148.html > ※超先端電子技術開発機構(ASET)
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