2002年10月3日(木) <第302号> ┏━┓ スペシャルレポート(特集) 第一弾 ┃■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┗━┛ 「熱設計」-- 放熱・排熱の傾向と対策 -- 〜 ゴールはファン無し製品 〜 < http://www.a1s.co.jp/thermal/SERVICE.htm > □熱(放熱・排熱)設計の現状 「日本の企業は、過去30年間、熱の逃げ道(放熱・排熱)をほとんど考慮 した設計をしていない」。 いま、企業は、熱対策を野放しにしてきた結果、社内で熱設計者を育て られず、熱対策をベンダー側(熱関連機器及び熱流体解析ソフトのメーカー) に"マル投げ"しているように見えます。 (ユーザ側は、自分たちのものづくりの中に唯一、Know-howが存在ある にもかかわらず)一方、マル投げられたベンダー側には、実は熱対策の Know-howは皆無なのです。 □熱設計のGoals 設計者は、製品開発の早期に、熱を逃がすための適正な設計手法を早く 見つけ出すことが求められています。これが、設計者のゴールであり、 自社製品内のファンを無くすことにもつながります。 そのためには、トップヘビーの製品開発やデジタルモックアップを志向 すること、ソリッドモデル(3次元CAD)やシミュレーションモデル(CAE)と、 試作・実験データを比較検討することなどが必要になります。 ○設計者にとってのCAEの現実 「これまで手計算で済ませていたものに対し、解析を実施してみると, かなりのオーバースペックの場合と、どうしてこれで大丈夫なのか 分からないくらい危険な設計になっているものがありました」 (情報機器会社の担当者) このようにCAEの必要性を感じているユーザは多いのですが、彼らは いくつかの問題を抱えています。 …≫この続きは、次週木曜日(2002年10月10日)に掲載します。 以下は予告です。 1.解析のKnow-howがない 2.コミュニケーションギャップがある 3.設計で安心して使える流体解析ソフトがない 4.すぐにはアウトプット(デジタルデータ)が出ない 5. 「トップダウン」ではない 6.リーダーがいない ━━━━━━━━ 『関連情報サイト』 ━━━━━━━━ 凵u熱設計」 < http://www.cradle.co.jp/seihin/pac.htm > 凵uファンを無くす」 < http://www.zdnet.co.jp/news/0203/14/hitachi_water.html > 凵uデジタルモックアップ」 < http://www.optworks.co.jp/news_log/2001/1226_79.html > 凵uソリッドモデル(3次元CAD)」 < http://www.optworks.co.jp/news_log/2001/1226_79.html >
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