2002年9月26日(木) <第295号> ■eエンジニアリングニュース ○東洋通信機は、2002年11月から米国で人工水晶の生産を始めます。DVDなどデジタル家電に使う水晶部品の需要が急増しているのに対応させます。(2002年9月24日) ※アバウト トヨコムデバイス< http://www.toyocom.co.jp/devices/index_02.html > ○岩崎電気は、照明を設置するための長い腕木を必要としない看板用照明器具「アーバンビューダイレクトβ(ベータ)」を2002年10月20日に発売します。(2002年9月24日) ※アバウト 岩崎電気(株)< http://www.iwasaki.co.jp/ > ○セイコーは、1992年から機械式腕時計の復活プロジェックトに着手しています。 (2002年8月3日) ※アバウト セイコーウオッチ(株)< http://www.seiko-watch.co.jp/ > ■乱視点 ○人工水晶 < http://www.tew.co.jp/crystal/sqc/01.html > 人工水晶を使った部品は電子機器,通信機器,光学機器など広範囲にわたり使用されており,我々の生活になくてはならないものとなっています。 東洋通信機では米国で量産した人工水晶を日本の宮崎事業所に搬送します。日本ではDVDソフトのデータ読み取り用レーザーを制御する「光ピックアップ用部品と、デジタルカメラなどの画像調整に使う「ローパスフィルター」に加工し、顧客に納入するといっています。 ○反射板 < http://www.osbic.or.jp/Com/Ovc/ovcten.htm > 既設の蛍光管ランプに反射板を取り付けるだけで、照度が1.5倍〜2倍になります。店舗のイメージアップや暗い施設など、電気料金を変えることなく明るくします。細かい作業の生産現場である工場などでは、作業性が上がるなど反射板の役割は高いと思われます。 岩崎電気の「アーバンビューダイレクトβ(ベータ)」は、3次元設計の反射板を採用したことで、看板の最上部に直接取り付けても看板の下部まで適量の光が届くようにしました。 ○機械式時計 < http://homepage2.nifty.com/daiou/ > 「桜葉マーク」(時計の匠) 極薄ムーブメント(厚さ1.98ミリ)の組み立ては「板のひずみを修正する指先の力加減、10-3ミクロンの遊びをもたせながら、7個の歯車すべてを合わせ込んでいく技術。これらはほとんど勘の世界です」(セイコーウオッチ) 金属素材、加工には先端技術を必要とし、意匠や組み立て調整には日本人の繊細な美意識と器用な技が必要といわれています。高付加価値を生む機械式腕時計は日本のモノづくりのありようを示しています。 ■ピックアップリンク ○「あかり知識」照明の用語が掲載されています。 < http://www2.lighting-daiko.co.jp/daiko/manual/index.html > ○光触媒とは < http://photocatalyst.co.jp/toha/toha.htm > ○「文系のための光学設計」なる講座があります。 < http://www.venture-web.or.jp/osc/seminar_3.htm >
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