2002年5月22日(水)<第184号> ■eエンジニアリングニュース ○玩具大手4社(バンダイ、トミー、タカラ、エポック)が共同事業「トイズ・ドリーム・プロジェクト」を展開します。(2002/5/2) < http://www.bandai.co.jp/press/press_P00234.html > ※アバウト 玩具業界< http://salesgroup.fujitsu.com/journal/234/34tk1_2.html > ○協働(福岡県春日市)は、下水道、ガスなど小口径地中管の埋没路を自動誘導で掘削する装置「CAD(カーブ・オート・ドライブ)」を開発しました。コンピューター制御による曲線掘削が可能で、従来の手動による曲線掘削法に比べると、工期、装置費込みの工事費とも2-3割圧縮できるそうです。(2002/5/22) ※アバウト 屈曲管< http://www.aric.or.jp/shingi/01_sinkoho/datafile/Htm/D0201740.htm > ■乱視点 玩具の話です。 ○「機動戦士ガンダム」 ◇バンダイ 清水工場< http://www.bandai.co.jp/ >では、1980年7月から「機動戦士ガンダム」を発売しています。その販売実績は3億2000万円以上約440種類のガンダムを生み出しています。300円から2万円など価格レンジは広く、販売国も日本、米国、アジア、オセアニア、欧州などで世界に広がっています。そこには弛まない企業努力があります。 ▽多色成型技術 1983年東芝機械と共同で国産初の4色成型機を開発しました。 ▽製造技術 接着剤を使わないプラモデルの製造技術の確立にも苦闘しています。 ▽3次元CAD 1997年に3次元CADを導入し開発期間を30%短縮、作業効率化で商品数も1.5倍になりました。一体のプラモデルに要した開発期間は20年間で、2年から6ヶ月に飛躍的に縮まりました。パーツ割やプラモデルの素材割付(部品によって樹脂を多くしたり硬質にしたり)は相変わらずよくできています。ここにも3次元CADが使われています。 ○組み立て式玩具「ZOIDS(ゾイド)」 ◇トミー< http://www.tomy.co.jp/top.htm >のゾイドは恐竜や動物をロボットに見立てた組み立て式の玩具で、内臓のゼンマイや電池式モーターで動きます。ゾイドの精巧な動きは、100人以上の技術者を抱え「技術集団」と玩具業界で呼ばれたトミーの開発体制のたまものです。 彼らは「玩具といえども、作り手に異常なこだわりがあった」と云っています。ここでもものづくりの"コダワリ"があります。(オ) ■ピックアップリンク ○3次元CADを使った金型設計の紹介です。 < http://www.yamashita-denki.co.jp/techlib/techlib_TOP.htm > ○ご家庭で簡単に形状記憶合金を体験出来るキットです。 < http://www.saitama-j.or.jp/~actment/sma.htm >
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