2002年4月26日(金)<第166号> ■eエンジニアリングニュース ○レクサー・マトリクスは、バーチャルリアリティー(VR、仮想現実)技術による3次元マニュアル制作システム「バーチャルマシン」を開発しました。ちなみにファーストユーザは松下電器産業です。(2002/4/25) < http://www.atmarkit.co.jp/news/200202/13/lexer.html > ※アバウト レクサー・マトリクス< http://www.lexermatrix.com/home/ > ○日立製作所は、水冷式ノートパソコンの冷却モジュールの製造権を部品メーカーに供与します。先ずは銅管を製造するなど放熱性の高いパイプの生産技術を持っている日立電線と契約します。(2002/4/23) ※アバウト 日立電線< http://www.hitachi-cable.co.jp/ > ■乱視点 ○バーチャルリアリティーの用途 ▽「試作マーケティング」用 設計段階の機械をCGで動かし操作性などを確認します。 ▽「機能カタログ」用 実際の製品のマニュアルを視点を移動して全体を見たり、動きを再現します。 ▽「バーチャルマニュアル」用 操作方法を教えます。 ▽ユーザ事例 松下電器産業は、デジタルカメラ「ルミックス」の電子カタログを作成し、Webで公開中です。(オ) < http://www.lifevit.com/magazine/member/vol_20.html > ○パソコンの冷却システム 今後CPUの発熱量が増え続けた場合、冷却ファンを使う空冷式では限界があり、開発競争が熾烈になります。日立製作所は2002年2月、世界初の水冷式ノートパソコンを開発しました。CPUの上やディスプレーの裏側にパイプを巡らし、中を循環する特殊な水溶液がCPUの発する熱を吸収、ディスプレーから放出する仕組みです。 これにより性能向上に伴う発熱量の増大にも対応できるとしています。ファンを搭載しないため、音が静かな利点があります。 < http://www.optworks.co.jp/market/cae/case/01053001.html >【パソコン設計】欄参照 □今月の推薦人□ 日本ベンチャー企業支援協会< http://www.jesa.gr.jp/ > 会長(公認会計士) 荻野 博司様<E-mail:mail@jesa.gr.jp> 「今、日本の製造業ではエンジニアが果敢に"限界設計"といわれる『最適設計』に挑戦しています。オプティワークスは、日本で初めて日本の製造業に携わるエンジニアを対象としたエンジニアのための『最適設計』に関する情報ポータルサイトを"エンドユーザの目線"でオープンしています。私はオプティワークスがいつも"エンジニア・エージェント"でありたいと思う企業マインドや事業内容を応援します。」 ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp ■ピックアップリンク ○熱流体ソフトウエア「Coolit」ではノートパソコンの温度予測を行います。 < http://www.engineering-eye.com/products/Coolit/sub_3.html >
← Prev News Index Next→
Copyright 2001-2002 OptWorks Inc. All rights reserved. Contact Us